ルカ・ドンチッチ

モバイル端末での視聴を重視、TikTok、YouTube Shorts、Instagram Reelらで公開

スロベニア代表のルカ・ドンチッチはFIBAワールドカップ2023における最大のスター選手だ。今大会において彼の一挙一動は多くのメディアに取り上げられることになるが、ドンチッチは自身でも積極的に情報発信を行なっていくようだ。

自身のSNSでも発表しているが、今回ドンチッチは映像制作会社『77X』を設立。同社がスロベニアバスケットボール協会とパートナーシップを結び、ワールドカップ中の同国代表の活動を追った『Everything It Takes』と名付けた短編ドキュメンタリーシリーズを制作する。この作品は主にTikTok、YouTube Shorts、Instagram Reelといったモバイル端末での視聴を重視したプラットフォームで配信される。

ワールドカップ期間中のドンチッチを中心としたスロベニア代表の戦いぶりに加え、オフコートの様子も伝えることで、バスケットボールファンから多くの注目を集めるだろう。ドンチッチはこのプロジェクトについて、次のような声明を出している。

「スロベニア代表チームの短編ドキュメンタリーシリーズである『Everything It Takes』を発表できることを誇りに思います。FIBAワールドカップにおけるスロベニア代表のエピソードをこれから数週間にわたって、私の番組で紹介していく予定です。すべてのチームメート、コーチ、スタッフ、スロベニアバスケットボール協会のサポート、このプロジェクトを実現するために尽力してくれたパートナーたちに感謝しています」

NBAのトップスターたちが自身の映像制作会社を持つことは珍しくない。すでにレブロン・ジェームズ、ケビン・デュラント、ステフィン・カリー、クリス・ポールといった面々は、自身が出演しない作品にもプロデューサーとして制作に関わり、高い評価を受けている作品もある。

ドンチッチの活躍ぶりに加え、スロベニアが勝ち進んでいくことで、この作品の視聴者はどんどん増えていくだろう。