オールスター当日にスマホで3Pコンテスト!
2019年1月19日に富山市総合体育館で開催される「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2019」の楽しみの一つが、スマホでプレーできる『バーチャル3Pコンテスト』だ。Bリーグの試合を配信するバスケットLIVEのアプリ内にあるこのゲームは、すでに練習モードをプレーすることができる。1月19日のオールスター当日には『本番』としてとして2つのイベントを実施。1stチャレンジは日本全国のユーザーが同時刻に一斉にこのゲームを行い、ポイントを競うもの。2ndチャレンジでは、また別の時刻に富山市総合体育館にいるファンだけでプレーし、得点を競う。
1stチャレンジはオールスター試合開始前の18時35分ごろから、2ndチャレンジはオールスターの第1クォーター終了後に実施される。1stチャレンジの上位100名にはAmazonギフトコードが、2ndチャレンジの上位3名にはオールスターゲームのグッズが賞品として与えられる。
『スウィッシュの快感』は実際のバスケさながら!
当日の上位入賞をGETすべく、『バスケット・カウント』編集部の面々も自前のスマホでさっそく練習を開始した。
オールスターゲームの3ポイントシュートコンテスト本番と同様、5カ所にそれぞれ5個用意されたボールを次々にシュート。各カ所ラスト1球のカラーボールは決めれば2ポイントとなっており、25投すべてを決めれば30ポイントの満点となる仕組み。制限時間1分間でどれだけのポイントを稼げるかを競う。
スマホのジャイロセンサーを利用し、スマホ本体を軽く振ることでシュートが投じられる仕組み。言葉で説明するのは難しいが、やってみれば感覚的に理解できるはずだ。意外にも最初からシュートが決まり、実際のバスケさながらの『スウィッシュの快感』を味わったが、じっくり感覚をつかもうとした結果、わずか7投で制限時間終了。筆者の初挑戦は5点というショッパい結果に終わった。
何度も試した結果、急いで振ったり大きく振ったりする必要はなく、手首のしなりを生かして軽く振るのが良いタッチに繋がる感覚が得られた。感覚的にプレーできて、やり込むうちに上達した感が得られるのはなかなか気持ち良い。
しかし問題は時間制限。実際の3ポイントシュートコンテストを見ていると、BリーグであれNBAであれ、60秒との戦いはかなりシビア。「もっと早く打てばいいのに」と思ってしまうが、このゲームをやってみると難しさが体感できる。正確なシュートを打つ必要があるものの、60秒で25投するためには2.4秒おきに投げてギリギリ。位置を変えた最初のシュート、ポイント2倍のカラーボールを打つ時は慎重に打ちたい、なんて考えると制限時間に間に合わない。
Bリーグ屈指のシューターである川崎ブレイブサンダースの辻直人選手は以前、「とにかく自分の正しいフォームを固めること。次はそのフォームを保ち続けることが大事」とシュートの秘訣を教えてくれたが、この『バーチャル3Pコンテスト』もまさにそんな感じ。
オールスターゲーム当日まで約1週間。上位進出のためには練習しかない。「シュート2万本です」「2万で足りるのか?」「なにいー!?」というくだりが脳内再生された筆者、今日も帰りの電車でスマホをフリフリ。他の乗客から不振な目で見られるかもしれないが、同じくフリフリする同士が増えることを願いつつ練習に励む。
ちなみに実際のBリーグオールスターでの3ポイントシュートコンテストでは、1年目の優勝者の田口成浩が2日で43点(1日目に21点、2日目に22点)。昨シーズンの優勝者の岡田優介は19点で3ポイント王者になっている。1月19日の『本番』でも、一発勝負でこの数字を超える必要がありそうだ。練習あるのみ、である。
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