マーク貝島GM「Bリーグトップ選手の1人になる可能性を十分もったマルチな選手」

茨城ロボッツが、ヘンリー・エレンソンの獲得を発表した。

アメリカ出身、現在26歳のエレンソンは208cm109kgのスモールフォワード兼パワーフォワード。NCAAの強豪マーケット大学からNBAドラフト2016にて1巡目18位で指名され、ピストンズに加入しプロキャリアをスタート。NBAではピストンズやニックスなど3チームでプレーし、その後はGリーグやスペインでプロ経験を積んできた。208cmの長身ながら高確率で3ポイントシュートを決めることができ、身体能力も高くアスレティックなプレーが期待される。

エレンソンはクラブを通して次のようにコメントしている。「みなさんこんにちは!今シーズンロボッツでプレーできることを楽しみにしています。日本でプレーする初めてのシーズンとなりますが、これは私自身にとって大きなチャンスだと感じています。みなさんと試合会場でお会いできることを心から楽しみにしています! 」

マーク貝島GMは「NBA2016年ドラフト18位というかなりハイレベルな選手がロボッツに来てくれることになりました。この1ヶ月間、ジェームズSVHCの5アウトバスケに一番合う選手を探していた中で、最もフィットした選手を見つけたと自負できます。初年度からBリーグのトップ選手の1人になる可能性を十分もった、マルチな選手です。エリック選手、シェイ選手両者と同時に出ることができるのも大きな強みです。華麗な実績をベースに、ロボッツのバスケをしっかりと体現してもらえるはずです。みなさんヘンリーをよろしくお願いします! 」とコメントしている。

また、茨城は中村ジャズとの選手契約も発表した。

青森県出身、現在26歳の中村は188cm、85kgのシューティングガード。北陸高校卒業後、国士舘大学に進学し、2019-2020シーズンに東京エクセレンスに特別指定選手として加入。今シーズンは茨城の練習生として活動していた。

中村はクラブを通して次のようにコメントしている。「いつも沢山の応援ありがとうございます。この度、選手契約として加入させていただくことになりました。選手契約に至るまでにご尽力いただいた全ての人に感謝を申し上げます。ロボッツブースター、アダストリアみとアリーナの雰囲気は日本一だと思っています。僕自身、昨シーズンロボッツで活動している際、何が何でもこのコートでプレーしたいと思っていました。自分の持ち味であるディフェンスとスピードを生かしたドライブを発揮し、チームの勝利に貢献できるよう頑張りますので応援よろしくお願いします」

マーク貝島GMは「昨シーズンは練習生としてだけではなく、スクールコーチや地域貢献活動への参加でも大活躍でした。その中、彼の心の中には「ロボッツの選手としてファンのみなさんの前でプレーしたい」という強い気持ちをいつも持っていたはずです。今回、私はGMとしてジャズというバスケットボールプレイヤーを、バスケットボールの技量をもって契約したつもりです。彼のディフェンスとハードなプレーを早くみなさんに見て欲しいと思っています!よろしくお願いします! 」とコメントしている。