大ケガを乗り越えた走れる日本人ビッグマン
琉球ゴールデンキングスは7日、渡邉飛勇との契約継続を発表した。
アメリカ出身の渡邉は207cm106kgのパワーフォワード。カルフォルニア大学デービス校大学院でのプレーを経て、東京オリンピックの日本代表に選出されると、2021年に琉球へ入団。しかし、怪我、手術のためプロ1年目は出場機会が無かった。今シーズンは2月に行われた富山グラウジーズ戦で待望のデビューを飾ると、20試合に出場し、平均 6.14分のプレータイムで2.4得点、2.4リバウンド、0.4アシスト、0.3ブロックを記録した。
渡邉はクラブを通して以下のコメントを発表している。「来シーズンは、沖縄でシーズンの最初から戦えること、そして連覇へ挑戦できることを楽しみにしています。チームとして団結し、皆さまのためにベストを尽くしたいと思います 」
またクラブは渡邉について「想像を絶する大怪我を乗り越えてベンチ入りを果たしてくれました。長身でさらに高い跳躍力を活かしてゴールを守るリムプロテクターとして存在感を発揮してくれました。走れるビッグマンとして機動力もあり、とにかく直向きに頑張る渡邉選手の今後の成長が、キングスだけでなく日本バスケ界の未来に繋がると確信しています」とコメントを発表している。