並里「群馬県にバスケット文化を根付かせるため」
群馬クレインサンダーズは、並里成との契約継続とジャスティン・キーナンとの契約満了を発表した。
並里は172cm72kgのポイントガード。2009-2010シーズンにプロデビューを果たしたリンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)で2シーズンを過ごし、その後は地元の琉球ゴールデンキングスで4シーズン、、そしてbjリーグのラストイヤーは大阪エヴェッサでプレーした。Bリーグ開幕以降は滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)で2シーズンを過ごし、2018-19シーズンからは琉球に復帰して、4シーズンをプレーし、クラブ初のチャンピオンシップファイナル進出へ貢献した。そして2022年夏に群馬へ移籍し、今シーズンは、56試合中46試合で先発を務め、平均プレータイム26.5分で10.6得点、2.1リバウンド、7.0アシストを記録した。『ファンタジスタ』と称されるように会場を沸かす華やかでトリッキーなプレーが魅力で、冷静なゲームメーク力に加えて、仲間を生かすプレーができる経験豊富なポイントガードだ。
並里はクラブを通して以下のコメントを発表している。「また群馬クレインサンダーズの一員としてプレー出来ることをうれしく思います。群馬県にバスケット文化を根付かせるために、そしてバスケットの面白さを皆さんに知ってもらえるように一生懸命プレーしていきたいと思いますので来シーズンも後押し宜しくお願いします」
アメリカ出身のキーナンは201cm120kgのパワーフォワード兼センター。ベネズエラでキャリアをスタートし、アルゼンチンやメキシコでプレーした。その後、2018年に加入した秋田ノーザンハピネッツで2シーズンを過ごし、2020-21シーズンから群馬に加わった。今シーズンは、59試合中7試合で先発を務め、平均プレータイム20.3分で9.0得点、4.3リバウンド、2.0アシストを記録した。3ポイントシュートも打てるシュートレンジを持ち、屈強な体格を生かしたパワープレーが特徴だ。
キーナンはクラブを通して以下のコメントを発表している。「3年間お世話になった群馬の皆様に感謝の気持ちで一杯です。沢山の楽しい思い出、そして素晴らしい人々に出会うことが出来ました。そのような素晴らしい地に戻れなかったことは本当に残念ですが、今後も新シーズンのチームの躍進を楽しみにしているとともに、ファンの皆様、パートナー企業の皆様が私や私の家族を温かく受け入れてくださったことに心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました」