5月12日(金)夕方から5月15日(月)15時までにリリースがあった移籍市場の動きをまとめた。
レバンガ北海道
自由交渉
高橋耕陽
荒川颯
サムソン・フローリング
高橋は期待の地元出身選手としてシーズン序盤は20分以上のプレータイムを得ていたが、年明けからは出場機会が減り38試合の出場に留まった。荒川は橋本竜馬と寺園脩斗の二枚看板に割って入って出場時間を勝ち取ることができず22試合の出場に。シーズン途中から加入となったフローリングは3番手外国籍選手の立ち位置を務め、繋ぎ役に徹していた。。
仙台89ERS
契約継続
青木保憲
小林遥太
渡部琉
青木は今シーズン途中の1月に広島ドラゴンフライズから仙台に移籍。移籍してからはシーズン平均の得点、リバウンド、アシスト、スティールでキャリアハイを記録している。小林も今シーズンから仙台に加入し、日本人選手の中で最長となる24分12秒のプレータイムを獲得。青木と共にバックコートの要となり、チームを牽引した。渡部は12月に特別指定選手として加入し、平均10分47秒のプレータイムで2.9得点を記録。ルーキーシーズンはよりスコアリング能力を発揮することに期待したい。
自由交渉
澤邉圭太
片岡大晴
澤邉はB2時代から5シーズンに渡り仙台を支え、今シーズンも攻守に渡り重要な役割を担っていた。片岡はプレータイムこそ減らしたものの、持ち前のシュート能力とベテランらしい勝負強さでチームに貢献していた。なお、チームは2選手と交渉を続けると発表している。
秋田ノーザンハピネッツ
自由交渉
ケレム・カンター
伊藤駿
輝かしい実績を引き下げて日本で初めてプレーしたカンターだったが苦しいシーズンに。32得点を挙げる試合もあったが、プレータイムは思うように伸びなかった。伊藤は秋田で4シーズンを戦い、今シーズンは14分17秒の出場で2.8得点、2.2アシストを記録。若い選手も多い秋田のガード陣の中でベテランとしてチームを牽引した。
茨城ロボッツ
自由交渉
福澤晃平
キャメロン・クラットウィグ
鍵冨太雅
林翔太郎
ジャワラ ジョゼフ
福澤は昨シーズンまで大部分の試合で先発を務めていたが、今シーズンは全試合ベンチスタートととなり、プレータイムも10分以上減少し、スタッツも軒並み落とした。なお、クラブは引き続き交渉を続けると発表している。シーズン途中から加入したクラットウィグは、オールラウンドなプレースタイルながら他の外国籍選手に比べると出場機会が少ないままシーズンを終えた。鍵冨、林、ジャワラはベンチを温める時間が長く、シーズンを通じてプレータイムを勝ち取るに至らなかった。
群馬クレインサンダーズ
自由交渉
山崎稜
今シーズンはキャリアハイとなる3ポイントシュート成功率43.9%を記録。しかし群馬でプレーした3シーズンのうち、1番少ないプレータイムに終わった。
サンロッカーズ渋谷
契約満了
浜中謙ヘッドコーチ
シーズン途中に伊佐勉ヘッドコーチの退任を受けて、アシストタントコーチから昇格する形で年末から指揮を執っていた。自身が指揮を執った試合は18勝23敗と勝ち越しはしなかったものの、序盤に課題だったディフェンスの立て直しに成功した。
契約継続
津屋一球
今シーズンからSR渋谷に加入となったが、59試合中29試合で先発を務め、15分42秒のプレータイムを獲得。石井講祐と田渡修人のベテランウイング選手の自由交渉リスト入りが発表されたSR渋谷において、来シーズンは主力を担うことが期待される。
富山グラウジーズ
自由交渉
浦野泰斗
松井啓十郎
晴山ケビン
ルーキーシーズンだった浦野はポイントガードが少ないロスターの中で期待が高まったが、多くの出場機会を得られなかった。シューターの松井と晴山は1月の指揮官交代後、プレータイムを大きく落としていた。
三遠ネオフェニックス
自由交渉
ダニエル・ギデンズ
カイル・コリンズワース
ギデンズは欠場者の緊急補強としてシーズン途中から加入しシーズン終了までチームを助けた。コリンズワースは12月にインジュアリーリストに登録され、その後復帰することなく10月の9試合のみの出場に終わった。
ファイティングイーグルス名古屋
自由交渉
石川海斗
シーズン序盤は不動の先発ガードだったが、終盤はベンチスタートとなっていた。しかしチームの日本人選手としては2番目に多いプレータイムで主力として活躍した。
京都ハンナリーズ
新規契約
岡田侑大
信州ブレイブウォリアーズで2シーズンを過ごした日本人トップクラスのスコアラーが新天地に選んだのは出身地である京都。得点能力のみならず、今シーズンにキャリハイを記録した平均3.9アシストを武器にプレーメーカーとしての活躍も期待される。来シーズンに向け京都の本気度が窺えるリリースとなった。
自由交渉
エペ・ウドゥ
シェック・ディアロ
シーズン中盤からチームに加入したウドゥは、繋ぎ役として献身的にプレー。特にディフェンス面での貢献が光った。ディアロはインサイド特化型なプレースタイルながらジェロード・ユトフとの相性も良く、チームを牽引した。なお、2選手とは引き続き交渉を続けるとクラブは発表している。
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