マイケル・ジョーダンと共にブルズの黄金期を築いたレジェンド、過去2シーズンコーチを務めた古巣で再び力をふるう

5月3日、大阪エヴェッサは元NBAシカゴ・ブルズのビル・カートライト氏がスペシャルアンバサダーに就任することが決定したと発表した。カートライト氏は大阪がbjリーグに所属していた2012-13シーズンにヘッドコーチ、2015-16シーズンにアドバイザリーコーチを務めている。

カートライト氏は1957年生まれの65歳。15シーズンにわたりNBAでプレーし、シカゴ・ブルズ時代にはマイケル・ジョーダンらとともにブルズの三連覇に貢献した。引退後はフィル・ジャクソンのもとでコーチングを学び、2001年から3シーズンにわたりブルズのヘッドコーチを務めた。大阪時代には橋本拓哉や綿貫瞬（現新潟）、並里成（現群馬）らがその薫陶を受けている。

大阪の尾上満昭代表取締役は、新B1入会への起爆剤としてカートライト氏を招聘したと説明し、「チーム編成への協力やスタッフ、選手へのアドバイス並びに、大阪エヴェッサの認知向上に貢献いただく予定です」とコメント。黒木雄太ゼネラルマネージャーも「豊富な経験と世界的なコネクションを活かし、大阪エヴェッサのさらなる発展と強化に貢献していただきます」とコメントしている。

カートライト氏自身は、スペシャルアンバサダー就任に際し次のようにコメントしている。「スペシャルアンバサダーとして大阪エヴェッサに戻って来られることを大変嬉しく、楽しみに思っています。大阪エヴェッサでのコーチング経験は特別なものでした。大阪エヴェッサを優勝チームに育て上げる手助けができることを心待ちにしています」。

また、クラブは今シーズン最終節となる5月6日、7日の茨城ロボッツ戦の会場に、カートライト氏が来場する予定であることも発表した。