ジェイレン・ブランソン

「僕たちはハングリーな状態に戻り、ミスを修正して前に進んでいくだけだ」

ニックスはヒートとのカンファレンスセミファイナル初戦に101-108で競り負けた。この試合、ニックスは第1️クォーターで32-21とスタートダッシュには成功したが、第2クォーター以降はヒートのペースで進んだ。第3クォーター残り約7分半に逆転を許すと、その後は僅差に迫ることはあっても再逆転することはなかった。

ニックスの要の一人であるジェイレン・ブランソンは、40分のプレータイムで25得点7アシストと攻撃の起点として役割を遂行した。だが、敗因は自分の決定力不足にあったと自責の念にかられている。

「ヒートは第2クォーター、第3クォーターをともに良い形で終わった。僕たちも良い形でプレーを終えないといけない鍵となる場面がいくつかあった。その時、オフェンスは僕から始まっていた。ただ、今日の僕は酷かった。自分らしいプレーができなかった。勝負どころでうまくいかなかった責任は自分にある。僕はもっと良くならないといけない」

中でもブランソンは7本すべて失敗に終わった3ポイントシュートについて反省する。「3ポイントラインの内側からは、とても効果的にシュートを決めていたと思う。ただ、ラインの外側からは全くダメだった。ヒートは良いチームだ。彼らは規律が取れていて、経験豊富で素晴らしいディフェンスをしてくる。彼らを讃えないといけないけど、僕がもっと良いプレーをしないといけない」

現地5月2日に行われる第2️戦、ホームでの連敗は致命傷になり得るだけにニックスとしては確実に勝っておきたいところ。そして、「落胆することはない」とブランソンはしっかりと気持ちを切り替えている。「NBAでプレーするには多くの自信を持ち続け、冷静さを保ち、チームとして団結しないといけない。僕たちはハングリーな状態に戻り、ミスを修正して前に進んでいくだけだ」