委譲した試合での収益は、対戦クラブ間で分配されることも発表
Bリーグは、G7広島サミットが5月19日から21日に広島県広島市にて開催されることを受け、『日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2022-23』の開催方式を決定したことを発表した。
現在西地区3位の広島ドラゴンフライズは、先日行われた第30節の第1戦でクラブ初のチャンピオンシップ出場を決めた。5月13日から15日に開催予定のクォーターファイナルで広島がホーム開催する場合、エフピコアリーナふくやまにて開催されることが発表されていた。また、セミファイナルへ進出し、ホーム開催となった際も同アリーナを使用する予定となっていたが、G7広島サミットの開催を受けて交通規制や宿泊施設の確保が困難であることから、広島と対戦するクラブへ主管権およびホーム開催を委譲することが決定した。
詳しい決定事項と判断理由については以下の通り
決定事項
1.広島ドラゴンフライズが『日本生命 B.LEAGUE SEMIFINALS 2022-23』に出場し、ホーム開催となった場合は、上記理由から主管権およびホームゲーム開催は、組み合わせの変更は行わず、当該対戦クラブへ委譲する
2.チケットの販売、試合運営、演出は譲受したクラブが行う
3.当該試合で得た収益は出場クラブ同士で分配する
判断理由
1.広島県内の一般道路および高速道路に通行規制がかけられ、「行事・催事の日程変更」の協力を求められていること
2.G7広島サミットのための広島県内の宿泊施設の確保が困難であること
3.当該通行規制や宿泊施設確保はその他競技スタッフや関係者ならびにファンの移動宿泊にも多大な影響をもたらす可能性を回避できないこと
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