6本の3ポイントシュートを含む、7本のフィールドゴールをすべて失敗
トレード報道のあった八村塁がアウェーのニックス戦に臨んだが、7本すべてのフィールドゴールを失敗し、今シーズン初の無得点に終わった。なお、試合はチームハイの27得点を挙げたカイル・クーズマや22得点のクリスタプス・ポルジンギスらの活躍により、116-105で勝利し、連敗を2で止めた。
試合開始6分、11点リードの場面で出番が回ってくると、スクリーンを確実にヒットさせ、モンテ・モリスの3ポイントシュートをお膳立てした。続くポゼッションではリング正面からプルアップを成功させたが、ジュリアス・ランドルのファウルが先にコールされ初得点とはならなかった。記録されなかったもののタッチの良さを感じさせたが、ここから苦戦が始まる。直後のポゼッションで左サイドから3ポイントシュートを放ったが、かなりオーバーするエアボールに。続いて、ランドルとの1on1からプルアップを放つもこれを沈められず、第2クォーターもトップ、右コーナーからの3ポイントシュートを失敗し前半は無得点に終わった。
第3クォーターにはポストプレーを仕掛けてゴール下まで持ちこんだが、相手のシュートブロックに阻まれシュートを打ち切れず、トラベリングを犯してしまう。その後もフリーの場面で3本の3ポイントシュートを放ったがすべて失敗し、最終クォーターは一度もコートに立たないまま試合終了を迎えた。
課題のディフェンス面では主にマッチアップを担当したスコアラーのランドルを自由にさせず、RJ・バレットにタフショットを打たせるなど及第点以上の出来だった。それでも、20分のプレータイムで6本の3ポイントシュート、1本のプルアップをすべて外し、2019-20シーズンのペイサーズ戦以来、4度目の無得点とオフェンス面で違いを生み出せなかった。