写真=Getty Images

映画『トランスフォーマー』で一目惚れした一台をゲット!

サンダーのルーキー、アレックス・アブリネスは、17歳でスペインリーグでプロデビューを果たした天才プレーヤーだ。208cmのウィングスパンから放つシュートを得意とし、クイックリリースからの3ポイントシュートも武器の一つ。NBAデビューシーズン、まだ本来の実力を発揮しているとは言えないが、随所で高度なテクニックを披露している。

そんなアブリネスが、『Wall Street Journal』とのインタビューで、アメリカに来て叶えた夢について語った。彼にとっての『アメリカンドリーム』は、母国スペインでは手に入らない車を購入することだった。

アブリネスはインタビューで、「数年前、まだバルセロナに住んでいた時、友人と一緒に『トランスフォーマー』を見に行ったんだ。以前からSFが好きだったこともあって、のめり込んだよ。劇中に登場する『バンブルビー』を気に入ってね。それが黄色いボディに黒のストライプが入ったカマロがトランスフォームするキャラクターなんだ。あれ以来、僕はずっとカマロを欲しいと夢見ていたんだ」

NBA入りを果たし、晴れてアメリカに渡ったアブリネスは、その夢を叶えた。だが、『バンブルビー』ほどド派手なカラーリングではないと言う。「オクラホマシティでプレーするようになって、まずカマロを探したよ。本当は映画と同じカラーリングにしたかったんだけど、彼女は『目立ちすぎる黄色の自動車を運転したくないと言ってね」

「それで5週間前にカマロSSのコンバーチブルを購入した。色はブルーで、黒のストライプも入っている。スペインの友達に写真を送ったら、みんな興奮していたよ。ヨーロッパでは見ない車だからね」

次はコート上での『アメリカンドリーム』成就に期待したい。

ファンと写真を撮るアブリネス。車の次はプレータイムをゲットしたいところだ。