第10節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。

第5位 マーカス・ダブ(京都vs滋賀)
滋賀のエース、ジュリアン・マブンガを背負ったポストプレー。パワープレーに対応しようとするマブンガに対し、縦ではなく横の重心移動によってバランスを崩す。『柔』の駆け引きを制した後は『剛』のダンク。強烈な一撃をお見舞いした。

第4位 ギャビン・エドワーズ(三河vs琉球)
比江島慎が絶妙な距離感を保ってゴールに向かい、岸本隆一とアンソニー・マクヘンリー引き付ける。自分のマークが外れた瞬間にリングへ走り込むエドワーズの動きを見逃さず比江島が合わせ、豪快なワンハンドアリウープが決まった。

第3位 クリント・チャップマン(SR渋谷vs新潟)
新潟は佐藤公威へのスクリーンで渋谷ディフェンスにズレを作り出し、満原優樹のディフェンスが一歩遅れる。その隙を逃さずチャップマンがパスを要求し、満原とアイラ・ブラウンの上から叩き込むアリウープを完成させた。畠山俊樹のここしかないという絶妙なアシストパスにも注目だ。

第2位 エグゼビア・ギブソン(大阪vs名古屋D)
第4クォーター残り11秒、1点ビハインドの場面。ローポストでボールを託されたギブソン。名古屋のジャスティン・バーレルをパワープレーではなく華麗なリバースターンで抜く。背後から来るバーレルのブロックをダブルクラッチでかわし、ファールも獲得して決めた。クラッチシューターの本領発揮、第1戦に続いて土壇場で勝利を引き寄せる得点となった。

第1位 木下博之(大阪vs名古屋D)
こちらは土曜に行われた第1戦。延長戦の残り8秒、同点の場面でボールを保持する木下。マークにつく名古屋の中東泰斗が、スクリーンを気にして右を見た一瞬がスイッチとなりドライブを敢行。コンマ何秒かのアドバンテージを生かして迷うことなくリングに突き進んで沈めたレイアップ。この得点で接戦をモノにした。