今シーズンは開幕から4勝2敗を記録
広島ドラゴンフライズは今日、ニック・メイヨが右足関節捻挫及び右足関節前距腓靱帯部分損傷と診断され、インジュアリーリストに登録したことを発表した。合わせて、ギャレット・スタツを新規獲得したことも発表している。
現在25歳のメイヨは昨シーズンから広島でプレーし、平均16.1得点、5.9リバウンド、3.4アシストを記録してチームのエースとして活躍。206cm113kgのパワーフォワード兼センターながら、3ポイントシュート成功率は42.1%と高確率で、内外どこからでもスコアできる万能ビッグマンとしてチームを引っ張ってきた。
広島は今夏にチームのインサイドを支えていた重量級ビッグマンのグレゴリー・エチェニケとチャールズ・ジャクソン、帰化のトーマス・ケネディを放出。そして、ドウェイン・エバンスとケリー・ブラックシアー・ジュニア、アジア特別枠でジャスティン・バルタザールを獲得し、走れる外国籍選手を揃えて今シーズンに挑んだ。メイヨは開幕から5試合に出場し、平均プレータイム29分30秒でチームハイの17.0得点、6.0リバウンド、2.4アシストを記録していた。しかし、10月15日の滋賀レイクス戦、第3クォーター終盤のリバウンド争いの際に着地で足を痛め、コートサイドに倒れ込んだ。その後、チームメートに抱えられてロッカールームへ下がり、コートに戻ってこなかった。
広島に新加入した32歳のスタツはアメリカ出身、213cm120kgのセンター。大学を卒業後、韓国やポーランド、スペインなど様々な国を渡り、2017年からBリーグでプレーしている。2020-21シーズンは大阪エヴェッサでプレーしチャンピオンシップにも出場した。昨シーズンは佐賀バルーナーズで11試合に出場し、平均16.3得点、11.0リバウンド、1.4アシストを記録。得点やリバウンドだけでなく、インサイドで身体を張りながらも味方を生かすパスを出せる多彩なビッグマンだ。
岡崎修司GMはクラブを通じて「スタツ選手は先日の滋賀レイクス戦で負傷したニック・メイヨ選手のインジュアリーリスト入りに合わせて、クラブとして準備をしていた短期間契約による加入となります」と説明。
スタツは「広島のチームの一員になれてとても嬉しく思っています。優勝を目指すチームに貢献できるよう全力を尽くします。今週末のホームゲームでお会いしましょう!」とコメントを発表している。
岡崎GMによると、スタツはアメリカから本日中に合流予定となっており、ファイティングイーグルス名古屋を迎える週末のホームゲームに向けて調整を進めていくとのこと。
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