ジェイソン・テイタム

「自分のコントロールできることをコントロールする」

セルティックスのジェイソン・テイタムは、様々な噂が飛び交っているトレードについて気にしていないと強調している。今オフ、トレード志願が明らかになったネッツのケビン・デュラントの行き先として、セルティックスもテイタムの盟友ジェイレン・ブラウンを絡めたトレードでデュラント獲得を狙っていると報じられ話題になった。

テイタムは『Celtics Wire』の取材に、リーグで飛び交う噂についての向き合い方について持論を語った。「これが僕たちの住む世界だ。いつも匿名の情報源から噂が出てきて、それがESPNやTwitterとかに載ることで誰もが目にする。そして、何が真実なのか分からなくても人々は話題にする。Twitterやテレビで見ることをすべて気にしていたら、自分がおかしくなってしまう。これこそ自分の正気と平穏を保つために学ばないといけないことなんだ」

「メディアは何でも言うけど、それは真実かもしれないし、真実からかけ離れたものもある。ただ、普通のファンの人は、その違いが分からずに目にしたものを何でも信じてしまうかもしれない。スポーツ番組のトークショーは、僕たちにとって誰が言ったのか分からないことについて毎日話しているからね。だから、自分のコントロールできることをコントロールする。それをいつも心がけているんだ」

このように憶測については無関心なテイタムだが、実際に獲得したマルコム・ブログトン、ダニーロ・ガリナリについては大きな期待を寄せている。昨シーズンの主力メンバーを放出することなく実績十分である二人のベテランを獲得できたことに興奮している。

「このリーグでたくさんのことを成し遂げており、どんな犠牲を支払ってでも勝ちたいと心から思っている。この二人がチームをより良くしてくれることで、チャンピオンチームになるための障害を乗り越えられることを願っている」