写真=Getty Images

古巣のファンの温かい歓迎にイバーカは感謝

11月13日、チェサピーク・エナジー・アリーナで行なわれたマジックvsサンダーで、サージ・イバーカが決勝ジャンプシュートを含むキャリアハイの31得点をマーク。マジックは119-117で強豪サンダーを下し、連敗を3で止めた。

1年目から7年間サンダーに所属したイバーカは、2016年ドラフト当日のトレードによりマジックに移籍。サンダーファンはこれまでの功績を称え、選手紹介の際にイバーカを大歓声で出迎えた。

一進一退の攻防が続いた中、117-117の同点で迎えた第4クォーター残り11秒、マジックはタイムアウトを取って最後のプレーに備える。再開後、エルフリッド・ペイトンからのパスを右ウィングで受けたイバーカはドリブルで右サイドに移動。サンダーもスティーブン・アダムズがスウィッチしてイバーカをカバーするも、ポンプフェイクにまんまと引っかかってしまう。完全にマークを外したイバーカのジャンプシュートが決勝点となり、マジックが連敗を3で止めている。

イバーカは試合後、「得点は問題ではないんだ。チームにとっても自分にとっても、勝利が何よりも重要。3連敗していたからね」とコメント。「それに、この会場に戻って来れたこと、ファンの皆が自分の名前を叫んでくれたがうれしかった」

サンダーは、ラッセル・ウェストブルックが今シーズン3度目のトリプル・ダブル(41得点12リバウンド16アシスト)を達成するも3連敗。ウェストブルックは、元チームメートとの対戦について、『ESPN』にこう語った。「自分にとっては普段と変わらない。前も言ったように、コートに出れば、対戦相手に友人はいない。コートを離れれば話すけれど、コートでは会話しないよ」

得点だけでなく4ブロックショットを記録し、持ち味を存分に発揮したイバーカ。