ケビン・ハーター

ホークスはベテラン2名にドラフト1巡指名権を獲得

キングスとホークスでトレードが行われた。キングスはケビン・ハーターを獲得し、ホークスはジャスティン・ホリデー、モーリス・ハークレスに加え、ドラフト1巡指名権を得たと『ESPN』が報じている。指名権について2024年がトップ14、25年トップ12、26年トップ10のプロテクト条項が付帯されている。

23歳のシューティングガードであるハーターは2018年ドラフト1巡目全体19位指名でホークスに加入し、過去3シーズン連続で1試合平均30分前後のプレータイムと主力を担い、昨シーズンは74試合出場で平均12.1得点、3.4リバウンド、2.7アシストを記録していた。しかし、ホークスは先日、スパーズとのトレードでオールスターガードのデジャンテ・マレーを獲得しており、ポジションが被るハーターの出場機会が減ることは不可避となっていた。

キングスは昨シーズン途中のトレードでビッグマンのドマンタス・サボニス獲得の代償として、エースガードのタイリース・ハリバートンを放出している。そのため、ハーターと今年のドラフト全体4位指名のキーガン・マレーの加入により、ハリバートンの穴埋めが可能となる。

一方、ホークスは、マレー獲得のトレードで3つのドラフト1巡指名権を放出しており、1巡指名権の補充に動いた格好だ。新たに加入するホリデーは、かつて2015-16シーズンにホークスに在籍していた。昨シーズンはペイサーズとキングスの両チームで計74試合出場し、1試合平均10.1得点、2.6リバウンドを記録。ハークレスは昨シーズン47試合出場で1試合平均4.6得点、2.4リバウンドを挙げており、2人ともディフェンスでの貢献がより期待される。