昨シーズンは73-70で三菱電機が勝利
Wリーグは4月2日のセミクォーターファイナルを皮切りに、2021-22シーズンのプレーオフが開幕する。
セミクォーターファイナルには、レギュラーシーズンの5位〜8位チームが出場。13時から富士通レッドウェーブ(5位)vs日立ハイテククーガーズ(8位)が行われ、15時半から6位のシャンソン化粧品シャンソンVマジックと7位の三菱電機コアラーズがデンソーアイリスが待つクォーターファイナル進出を懸けて対戦する。
奇しくもシャンソンvs三菱電気は、昨シーズンのプレーオフセミクォーターファイナルの再戦となり、その時は73-70で三菱電機が勝利。わずか3点差で一発勝負の戦いに敗れたシャンソンの小池遥は「出だしで三菱さんにすごくやられて、後から追いつく展開になったので、出だしから40分間自分たちのバスケットをやりたい」と言い、「今シーズンはリベンジも兼ねて、40分間自分たちのバスケットをやりつつ、目標のベスト4を目指していきたい」と意気込む。
両者のレギュラーシーズンでの対戦は1勝1敗の痛み分けで終わっている。小池は三菱電機について「中と外のバランスがすごく良い。中でも点を取れるし、逆に中に寄ってしまうと3ポイントシュートをやられてしまう」と語る。その中でも「渡邉(亜弥)選手がエースであり、オフェンスもディフェンスも彼女を中心に展開しているので、渡邉選手をみんなで守っていけるようにしたい」とポイントを挙げた。
対する三菱電機の渡邉は「すごく若くて、走ってくるイメージがある」とシャンソンについて語り、「そこを自分たちがどれだけ止められるかだと思います」と続けた。
そして、対戦相手のキーマンに、キャプテンの小池と?田舞衣を挙げる。「小池選手はドライブやピック&ロール、3ポイントシュートと全部器用にできる選手なので、そこを自分たちがいかに止められるか。あとは、?田選手の3ポイントシュートが当たってくると怖いので、そこも止められるようにしたいです」
昨シーズンはセミクォーターファイナルこそ突破したが、クォーターファイナルではデンソーアイリスに敗れ、三菱電機も悔しい思いをした。渡邉は言う。「一戦一戦勢いに乗った方が勝つと思うので、目標を狙うよりも自分たちのバスケットをしっかりやって勝ち進んでいきたいです」
セミクォーターファイナル 4月2日@トッケイセキュリティ平塚総合体育館(1戦先勝)
13:00 富士通(5位)vs 日立ハイテク(8位)
15:30 シャンソン(6位)vs 三菱電機(7位)
クォーターファイナル 4月3日@トッケイセキュリティ平塚総合体育館(1戦先勝)
13:00 トヨタ紡織(4位)vs セミクォーターファイナル 富士通・日立ハイテクの勝者
15:30 デンソー(3位)vs セミクォーターファイナル シャンソン・三菱電機の勝者
セミファイナル 4月9日〜11日@国立代々木第二体育館(2戦先勝)
17:00 『Game1』トヨタ自動車(2位)vs(デンソー vs 6位・7位の勝者)
19:00 『Game2』ENEOS(1位)vs(トヨタ紡織 vs 5位・8位の勝者)
ファイナル 4月16日〜18日@国立代々木第一体育館(2戦先勝)
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