ルカ・ドンチッチ

3位ウォリアーズとも2ゲーム差

現地3月27日に行われたジャズvsマーベリックスの一戦は、ルカ・ドンチッチが32得点10リバウンド5アシスト、レジー・ブロックがシーズンハイとなる7本(11本中)の3ポイントシュート成功を含む23得点、ジェイレン・ブランソンが22得点10リバウンド5アシストを記録し、マブスが114-100で勝利した。

プレーオフ・ファーストラウンドで対戦する可能性のある両チームは、西カンファレンスの4位を争っている。互いに45勝29敗という戦績で対戦した今回の試合は、前半は後手に回ったものの、第3クォーターを32-20で圧倒して形勢をひっくり返したマブスが勝利し、単独4位に浮上した。

両チームのレギュラーシーズンの対戦成績は2勝2敗(互いにホームチームが勝利)で終わったため、マブスがこのままホームコートアドバンテージを獲得するには、ジャズを勝率で上回らなければならない。

ドンチッチは「(ジャズと)1ゲーム差になった。ホームコートアドバンテージが欲しい。でも、まだ先は長い。あと7、8試合も残っている。落ち着いてプレーしないといけないし、次の試合に集中しないといけない。残りの試合すべてに勝てるよう努力する」とコメントした。

2位のウォリアーズにも2ゲーム差に迫っていることを聞かれたドンチッチは「どういう結果になるか分からないけれど、ウォリアーズが負けてウチが勝てば追いつく。4位より3位の方が良い」と答えた。

まだトップ4フィニッシュの可能性を残しているジャズだが、エースのドノバン・ミッチェルが足首を負傷するアクシデントに見舞われた。第3クォーター、マブスのドワイト・パウエルが跳躍後にミッチェルの右足に乗るように着地してしまい、ミッチェルは少しの間自力で歩けない状態に陥った。

フィールドゴール13本中4本成功で12得点5リバウンド4アシストだったミッチェルは、試合後の会見で足首に痛みがあると認め、現地29日のクリッパーズ戦出場に関しては未定と答えた。ジャズの司令塔マイク・コンリーは「今シーズンはジェットコースターのようなシーズン」と話している。

「ケガ、コロナ、いろいろとあった。でも、こういう状況には慣れている。前向きな姿勢を保って、努力を続けて、チームの力を信じてやるだけ。全員のコンディションが戻って、先発とリザーブがそれぞれの役割をこなせるようになったら、地に足をつけてプレーできるようになる。そうすれば、チームがやりたい形で前に進める」