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サンズはレギュラーシーズンの球団記録まであと1勝に迫る

現地3月27日に行われたセブンティシクサーズvsサンズの一戦は、デビン・ブッカーが35得点、クリス・ポールが19得点14アシストでチームを引っ張り、サンズが114-104で勝利した。

東西カンファレンスの首位対決として注目された試合は、第4クォーター後半まで勝負がどちらに転がるかわからない展開となった。91-86とリードして第4クォーターを迎えたサンズは、中盤までに101-90に点差を拡大。しかしシクサーズは、タイリース・マクシーによる2本の3ポイントシュートを含む10-0のランで1点差に詰め寄った。

追い詰められたサンズだったが、ブッカーがダニー・グリーンのファウルを誘いながら冷静にジャンプシュートを成功させると、ディアンドレ・エイトン、ポールが続けてスコアし、残り1分35秒にジェイ・クラウダーが成功させた3ポイントシュートがトドメの一撃となり、8連勝をマークしている。

61勝14敗となったサンズは、レギュラーシーズンの球団記録まであと1勝に迫った。試合後の会見に出席したクラウダーは「パニックを起こすようなことはない。チーム内のコミュニケーションが助けてくれる」と語り、自信をのぞかせた。

またクラウダーは、チームのモチベーションについても「昨シーズンの結果がモチベーションになっている」とコメントした。「ファイナルまで勝ち上がれたのに、目標を達成できなかった。それが最大のモチベーション。もう一度勝ち上がって、違うストーリーを作りたい。そこにたどり着くには、どんな過程もスキップできない。それがウチのモチベーションになっている」

復帰2戦目のポールは、ホームのファンが作り出す雰囲気、エネルギーに感謝した。「どんな状況だとしても、ホームゲームの方が良いに決まっている。自分の家で寝られるし、食べ慣れた物を食べられる。同じルーティンで試合に臨める。ウチのファンは素晴らしくて、本当に感謝している。これからも対戦相手に、ウチのホームではやりにくいと思わせたい」

敗れたシクサーズは、ジョエル・エンビードが37得点15リバウンドを記録したが、ジェームズ・ハーデンはフィールドゴール11本中2本成功と苦しみ14得点7リバウンド9アシストだった。

エンビードは「サンズがリーグでベストチームなのには理由がある」と敗戦を受け入れた。「一丸となって良いプレーができていて、攻守の連携も素晴らしい。慌てることもない」