ディアンドレ・ジョーダン

「一緒にプレーする上で最高の選手」

セブンティシクサーズは2月10日のトレードデッドラインに大きなトレードを成功させた。シクサーズはベン・シモンズとセス・カリー、アンドレ・ドラモンド、2022年1巡目指名権、2027年1巡目指名権と交換でジェームズ・ハーデンとポール・ミルサップを獲得した。

ジョエル・エンビードとハーデンのデュオはすぐさま機能。ハーデンが欠場したヒート戦は敗れたが、ハーデン加入後のシクサーズは5勝1敗と好調を維持している。さらにシクサーズはエンビードのバックアップセンターとしてディアンドレ・ジョーダンを獲得した。そして、ジョーダンは再びチームメートとなったハーデンについて「ビッグマンやイージーシュートを決めたいと思っている選手たちにとって彼は最高の男だ」と語った。

ジョーダンは今シーズンをレイカーズで迎え、32試合中19試合で先発起用されたが、最近はローテーションから外れていた。ジョーダンにとってクリッパーズで共闘したドック・リバースヘッドコーチがいることも、シクサーズ入りを決めた要因の一つとなった。

「他にも候補はあったけど、ドクのことをよく知っているし、何年も一緒にいたからね。それに、彼らはアンドレに代わるバックアップセンターを必要としていたからちょうど良かった」

クリス・ポールの変幻自在のパスを受け、ブレイク・グリフィンとともにアリウープを成功させまくった『ロブシティ』時代の恩師と再び巡り合ったジョーダン。今度はハーデンのロブパスを受け、何度も豪快なダンクを叩き込むジョーダンの姿が目に浮かぶ。