デニス・シュルーダー

写真=Getty Images

ジョージ、アダムズもシュルーダーを絶賛

オフにカーメロ・アンソニーをホークスにトレードしたサンダーは、見返りとしてポイントガードのデニス・シュルーダーを獲得した。2016-17シーズンからホークスで先発に定着したシュルーダーは、新天地でラッセル・ウェストブルックの控えを務める予定だ。

シュルーダーは、9月30日に行なわれた紅白戦に出場し、ポール・ジョージらとプレー。試合後ジョージは「デニスと一緒だと仕事が楽になる」とメディアに語り、ナーレンズ・ノエルへのノールックパスなどで観客を沸かせたシュルーダーも、同様のコメントを残した。

早くもチームで快適に過ごせている様子のシュルーダーは、チーム内の雰囲気の良さ、ケミストリーに驚いたと、紅白戦後の会見で語った。

「このチームの雰囲気、ケミストリーは素晴らしい。合流してすぐに分かった。大家族みたいで、すごく快適にやれているよ」

プレーメーカーであるシュルーダーを称えているのは、ジョージだけではない。先発センターのスティーブン・アダムズも、トレーニングキャンプが始まってから、頻繁にシュルーダーについてコメントしている。先日も「彼はピック&ロールの生かし方が他のガードとは異なる。ピック&ロールからのテンポだったり、ペースも鮮やかだしね」と語ったばかりだ。

先月ひざの簡単な手術を受けたウェストブルックは開幕戦に間に合うと見られているものの、もしコンディションが整わなければ、シュルーダーが司令塔を務めるだろう。サンダーの2018-19シーズン開幕戦は16日、いきなり王者ウォリアーズと敵地で対戦する予定だ。シュルーダーを含むチームケミストリーが、開幕ダッシュ成功の鍵を握ることになるかもしれない。