試合数こそ正義!
ドラフトにおいて、あなたの好きな選手を自由に指名するのが一番いいとは思うが、やはり勝負事なので勝てるチームを作りたいと多くの人が思っているはずだ。言ってしまうとファンタジースポーツは運に左右されるゲームである。これからの試合で、どの選手がどの程度スタッツを残すかなど、ピタリと当てることは誰にもできない。ただし、B.LEAGUE#LIVE2021のロスターを組む上で、ある程度の定石はある。この定石から大きく外れると、勝てないチームになってしまう恐れがあるので、ドラフト前に一度あなたが作り上げようとしているチームは大丈夫か確認してほしい。
ファンタジースポーツ経験者であれば、大きく頷いてくれると思うが、何はなくとも試合数が重要である。仮に毎試合20得点10リバウンドを記録するような優良選手であろうと、試合に出場しなければ意味がない。ドラフト時には全試合出場してスタッツを残している選手でも、シーズンが進む中で欠場が長引く恐れがある場合は、シーズン途中で入れ替える必要も出てくるだろう。
また今シーズンは中止になった試合も多く、代替試合が組まれている。つまり、チームによって残り試合数に差がある状態だ。当然ながら、残りの試合数が多いチームに所属している選手を指名した方が有利になる。B.LEAGUE#LIVE2021では木曜日から翌水曜日までに行われた試合の累積スタッツで勝負することになる。週末2試合のみの選手よりも水曜日も試合を行い、3試合出場する選手の方が価値が高い選手と言える。ドラフトの際には、指名予定選手の残り試合にも注意して欲しい。
チーム被りは避けるのがベター!
「推しチームの選手だけで12名を編成しよう!」と考えた人も、もしかしたらいるかもしれない。その素晴らしいチーム愛に最大級の拍手を送りたいが、勝てるチームを作りたいのであればそれはオススメしない。考えてみて欲しい。1回のオフェンスでシュートを打てる選手はチームの中で1人のみで、リバウンドを取れる選手も1人のみである。誰かが得点すれば、チームメートに得点のスタッツはつかない。そう考えると1つのチームから多くの選手を指名するのは、効率が悪いことがイメージ出できるだろう。チームはバラけさせた方がスタッツは伸びる傾向にあるので、同チームから指名するのは多くても2名までだろう。
穴のないチームでも負け、穴のあるチームでも勝つ!
B.LEAGUE#LIVE2021は、14項目のスタッツの優劣で勝負を決する。例えば、1週目が9勝5敗、2週目が8勝6敗、3週目が1勝13敗の場合、3週目終了時点のシーズン成績は18勝24敗となる。1週目と2週目に勝ち越しても、3週目の大敗のせいでシーズンを通したら負け越しチームになってしまう。大差で負ける週を作らないことが重要なのである。
12名でバランス良くスタッツを挙げるチームも悪くないだろう。スリリングな勝負を望む人であれば、多くの項目でスタッツが接戦になり、14勝0敗、13勝1敗など大勝する可能性も充分にある。しかし、接戦ゆえに対戦相手によっては大敗してしまう可能性も出てくる。
できるだけ穴のないチームを作ることは目指すところではあるが、必ず勝てる項目を意識して、負けてもいい項目を絞ってしまうのも編成のコツだ。例えば、得点はするがターンオーバーが多い選手を集めて、得点関係では勝てるがターンオーバーは期待しないといった感じでも面白い。
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