トリスタン・トンプソンの獲得に動くブルズ
好調なプレーを続けるデマー・デローザンにまた一つ新たな称号が加わった。
現地2月16日のキングス戦でデローザンは27本中16本のフィールドゴールを成功させ、38得点6リバウンド6アシストを記録し125-118の勝利に貢献。その結果、デローザンは7試合連続で35得点以上、フィールドゴール成功率50％以上を記録し、ウィルト・チェンバレンが持つ6試合連続を抜いて歴代1位となった。また、デローザンは8試合連続30得点以上を継続中で、ブルズの選手としてマイケル・ジョーダンの記録に並んだ。
偉大な記録を打ち立てたデローザンだが「NBAの選手であること、これほど長くプレーできること、そしてこうした機会に恵まれることは決して当たり前のことではない」と謙虚な姿勢を崩さず、「いつもなら決まっていたはずのイージーショットを8本も外してしまったのは悔しい。正直に言うと、今日のシュートタッチは良くなかった」と自身のプレーについても語った。
デローザンの他にコビー・ホワイトがシーズンハイの31得点、二コラ・ブーチェビッチが21得点10リバウンドをそれぞれ記録したブルズは連勝を5に伸ばした。左ひざの痛みのため、ザック・ラビーンが3試合連続で欠場しているが、0.5ゲーム差でヒートを上回り、東カンファレンス首位に返り咲いた。
好調なブルズだが、クラブはさらなる補強を試みようとしている。『ESPN』によると、ブルズはペイサーズにウェイブされたトリスタン・トンプソンと契約を結ぶという。ブーチェビッチのバックアップセンターを探し続けてきたブルズにとって、キャバリアーズ時代に優勝経験を持つトンプソンの加入は大きな力となるはず。「彼のことは何年も前から知っているし、良き友達」というデローザンも、トンプソンの加入を歓迎している。
「ベテランとしてのリーダーシップ、チャンピオンシップを勝ち取るために必要なことを理解していること。僕たちは彼がコート上で何をもたらすかを知っている。だから、これは僕らにとって素晴らしい追加要素になると思う」
