『INSIDE AKATSUKI』は、日本代表スタッフが収録した、バスケットボール日本代表の選手たちの『ありのままの姿』を見ることができる映像コンテンツ。今シリーズでは、9月のアジア競技大会に向けて強化合宿をスタートさせた若き男子日本代表候補の裏側を連日伝えている。

現役大学生として強化合宿に臨む高島紳司は「有名な選手が多いじゃないですか」と、緊張が隠せない様子。さらに、同じく大学生の金近廉は、初めての視聴者に向けてコメントを求める『中の人』の無茶ブリに応え「合宿は初めてなので、できる限りのことをやって自分のプレーをしっかり出したい」と優等生なコメントを披露した。

Window1の中国戦でA代表デビューを飾った寺嶋良でさえも「久しぶりに会うと『トムさんだ!』という感じ」と語り、まだ緊張感が抜けない様子だ。A代表の経験が豊富で、これまでは年下の部類に入っていたシェーファー・アヴィ幸樹は、自分よりも年下の選手が多いことに違和感があるという。また、平均23.4歳と若いこのチームにおいて、年長者となる保岡龍斗も年上の選手が少ないこの状況にシェーファーと同じような違和感を覚えているという。それでも、「人見知りですけど、率先して話しかけたい」と話し、お兄さんキャラを演じていく所存だ。

練習開始時、トム・ホーバスヘッドコーチは「これはトライアウトです。良いパフォーマンスを見せれば次の代表合宿に呼ぶ可能性があります」と公言し、選手たちのモチベーションを高めた。初日はディフェンスの確認を中心に約2時間の練習が行われたが、トムコーチは「同じ間違いは我慢できない」と、自身の考えを選手たちに伝えた。

動画のラストを締めくくったのは河村勇輝。「自分の特長を発揮できるスタイルと話を聞いていたので、ワクワクしています」と語った河村は、小さい頃から思い描いていた代表ポイントガードに近づき「夢から目標に変わった」と名言を残した。明日から本格的にスタートする強化合宿がますます楽しみだ。

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