トレイ・ヤング

「自分のためだけにやっているつもりはない」

現地1月27日にNBAオールスター2022のスターティングメンバーが発表され、ホークスのトレイ・ヤングが選出された。

ヤングのスターター選出は今回が2回目で、前回は2020年のシカゴ大会で先発出場した。ヤングは今回の選出について、28日のセルティックス戦前のシュートアラウンドの際にコメントしている。「スターターとして発表されれば、自分に光が当たる。みんなから注目される。その瞬間、感動するんだ。幸いにも僕にとって2回目の選出となった。これからもっと選ばれるようになりたいけど、本当にすごいことだと思う。舞台に立って名前、所属チームがアナウンスされる。そしてファンのみんなから大きな声援をもらえる。ただただ楽しいんだ」

昨年のオールスターメンバー発表時のヤングは平均26.9得点(リーグ10位)、9.5アシスト(同3位)という堂々たる成績を残していたが、チームの戦績が振るわず落選した。「個人的にはオールスター選出3回目の気持ちだけど(笑)、今年の大会に選んでもらえて光栄だよ。チーム、アトランタを代表して、NBAシーズンの週末の中でも最大規模のオールスターウィークエンドに参加したい。ベストを尽くすよ」と語ったヤングは、オールスターゲーム出場に並々ならぬ思いを持っていることも明かした。

「これは名誉なことで、力を尽くしたい。オールスターウィークエンドは、チームをプレーオフ進出に導くのと同じ類のこと。自分のためだけにやっているつもりはない。家族だったり、ヤングという名を背負っているつもりだし、アトランタ、それからホークスファン全員を代表してプレーする」

「とても誇りを持ってやっている。ドラフトで指名された時、僕が今の立ち位置まで来られると思っていた人は多くなかったと思う。毎年、オフになる夏にはレベルアップすることしか考えていない。どうすればもっとできるか、どうすればもっと結果を残せるかだけを考えている。いつも言っていることだけど、勝利が何よりも大事なんだ。あと1人か2人くらい大きな戦力がいれば優勝できる可能性が生まれるかもしれない。でも、試合に勝つことですべて解決する。だからこそ、僕の中では勝利が最優先される。勝てばいろいろな問題が解決されるからね」