ウォリアーズ

ドレイモンド・グリーンは2週間後に再検査

ウォリアーズは、今シーズン前半戦の主役だった。ステフィン・カリーを中心としたチームはベテランと若手のバランスが非常に良く、開幕時期から勝ち星を重ねて輝きを取り戻したかのように思われた。2022年を迎えてクレイ・トンプソンも復帰し、『これから』という矢先、ウォリアーズは主力の負傷離脱に苦しんでいる。

ステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーン、ゲイリー・ペイトン2世が欠場した現地1月16日の敵地でのティンバーウルブズ戦は99-119で敗れ、直近4試合で3敗を喫している。右手を痛めたカリーは軽傷と見られているものの、左ふくらはぎの負傷で欠場を続けているグリーンの状態は悪く、球団は2週間後に再検査を受けると発表した。球団が発表した検査結果によれば、グリーンが感じているふくらはぎの痛みと張りは、背中下部の椎間板が原因だという。

ヘッドコーチのスティーブ・カーは「我々は厳しい状態にある」とウルブズ戦後に語った。「どのチームも毎年同じような状況に直面するが、今は我々の番で負傷者を抱えている。でもこれは仕方がないこと。これから挽回してみせる」

復帰したばかりのトンプソンは、ウルブズ戦で22分出場し、8本中3本の3ポイントシュート成功を含むフィールドゴール14本中5本の13得点だった。徐々にプレータイムは増えているが、ウォリアーズのコーチ陣はトンプソンの出場に関して慎重だ。

トンプソンは「自分の言うことはアテにならない。自分で40分プレーできると言ったところで、僕はスポーツ科学の専門家ではないから」とコメントしている。「そのためにチームのトレーニングスタッフがいるんだ。彼らを信頼しているし、復帰してまだ4試合目だから、気合いを入れすぎるのも良くない。ピークをプレーオフに持っていきたいからね」

オールスターブレークまでの今後16試合をどう乗り切るか、ウォリアーズのマネージメントに注目したい。