秋田ノーザンハピネッツ

横浜から22ターンオーバー誘発し、そこから27得点を獲得

秋田ノーザンハピネッツvs横浜ビー・コルセアーズの第2戦は、68-48で秋田が勝利しホーム2連勝を飾った。

序盤から互いにディフェンスの強度がオフェンスを上回り、得点が伸びず重い展開が続く。両チームともに前線から激しくプレッシャーをかけるため、ゲームメークできずに単調なオフェンスになり、秋田が8点、横浜が7点とロースコアで第1クォーターを終える。

横浜が秋田のプレッシャーに耐えられず前半だけで13本のターンオーバーを犯し、そこからトランジションに持ち込まれて17得点を許してしまいリズムをつかむことができない。

森川正明へのブリッツでターンオーバーを誘って、またアレックス・デイビスのブロックショットからとディフェンスが上手く決まって速攻へと繋ぎ、たたみかけるように古川孝敏の3ポイントシュートが決まり、重い展開を振り払って27-18とリードして後半を迎える。

前半の終盤でディフェンスから勢いをつかんだ秋田が、後半もその勢いを維持する。パトリック・アウダがファンブルすると、すかさずデイビスがティップして伊藤駿が得点へと繋げる。その後も伊藤がボールプッシュすることで走るバスケットを展開。ディフェンスではスイッチディフェンスで横浜にズレを作らせず攻め手を封じて、24秒バイオレーションを誘発する。チームに勢いをもたらした伊藤はリバウンドにも飛び込みセカンドチャンスを作ると、そのパスを受けた古川が3ポイントシュートを沈めるなどして連続5得点を挙げ、後半開始4分で40-23と突き放す。

対する横浜はレジナルド・ベクトンとアウダがファウルトラブルに陥り、積極性を欠くことに。ゾーンディフェンスで秋田のインサイドを封じようとするも、外からのシュートを止めることができずに点差を縮めることができない。

その後も秋田はディフェンスリバウンドを取ると全員が走りアウトナンバーを作ってイージーシュートを決めるなどして、主導権を最後まで渡さずに勝利した。この試合で秋田は横浜から22本のターンオーバーを誘発し、そこから27点を獲得。さらにファストブレイクポイントも14-0とし、まさに堅守速攻を体現した試合となった。

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