「たとえ自分が0点でも、チームが勝てばいい」
サンダーからロケッツにトレードされたラッセル・ウェストブルックの目標は、優勝に他ならない。そのためにサンダー時代のチームメート、ジェームズ・ハーデンと8年ぶりに共闘することを望み、実現した。
メディアデイでの会見で、ウェストブルックはハーデンとの連携、新チームのケミストリーを「恐ろしいものになる」と形容。入団会見の時と同様に、ハーデンとのデュオに関しても聞かれたが、「何も心配していない」と、あらためて答えた。
「試合にインパクトを与えるのにボールに触れる必要はないし、自分が点を決める必要もない。自分はディフェンスもできるし、リバウンドも、パスもできるからね。そういう面でもチームを引っ張れるよ。自分にとって一番の目標は優勝。たとえ自分が0点でも、チームが勝てばいい。どんな時だって、チームの勝利を何よりも願っているんだ」
「だから、ジェームズと自分がプレーするにあたって、どちらがボールを保持するかは問題にはならないさ。選手としての力はすでに証明済みだからね。30得点を決められるし、リバウンドだって2桁取れる。だから優勝するために必要なことなら、何だってやるよ」
ロケッツは、トレーニングキャンプを経て10月上旬に来日し、昨シーズンの王者ラプターズと10月8日、10日にさいたまスーパーアリーナで実施されるNBAジャパンゲーム2019で対戦する。
先日もジョーダンブランドのプロモーションツアーで来日したばかりのウェストブルックは、日本でのプレシーズンゲームを楽しみにしていると語った。
「この間も東京に行ったばかりで、日本のファンは素晴らしかったよ。だから試合を楽しみにしているんだ。そして、また日本でエネルギーをもらいたいね」
チームの勝利のために新たな役割を受け入れているウェストブルックがハーデンとのデュオで、どのようなバスケットを見せてくれるのか注目だ。
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— Houston Rockets (@HoustonRockets) September 27, 2019