中国代表は平均身長200cmの大型チーム

本日は日本代表が『FIBAワールドカップ2027アジア予選』Window3で中国代表と対戦する。日本はWindow2で中国と対戦した際に前半を14点リードで終えたが、第3クォーターに入るとターンオーバーからの失点に加え、3ポイントシュートが当たらず中国に流れを渡してしまった。第4クォーター中盤まで1ポゼッションを争う戦いを演じたが、中国のインサイド陣に連続得点を許してしまい80-87で敗れている。

その中国は続くチャイニーズ・タイペイ戦にも勝利し、Window1での韓国戦2連敗から勝率を5割に戻し、韓国と同率ながらグループ3位に位置している。

中国の最大のストロングポイントは今回ロスターに入ったセンター3名が210cmを超える大型チームであることで、チーム全体の平均身長はグループトップの200cm。背番号21番の210cmセンター、フー・ジンチューは日本戦で、同点で迎えた第4クォーターの残り5分半から7連続得点を奪って勝利の立役者に。ジンチューが20得点12リバウンドを記録したように、インサイドでアドバンテージを得たことが逆転勝利に繋がった。

そして、警戒すべきはジンチューだけではない。今回の中国にはNBAのトレイルブレイザーズにドラフト指名された216cmのセンター、ヤン・ハンセンもいる。その体格を生かしてボールを保持し、味方が走り込むスペースに正確にパスを送る柔らかさもあり、彼の存在は中国のオフェンスのオプションを増やすことになりそうだ。また、今シーズンのフリースロー成功率は82.4%と高く、安易にファウルで止めることはできない。いずれにせよ、中国のセンター陣をいかに止められるかが、日本の勝利のカギとなる。

日本は大型な中国に対して高さではなく、平面で勝負をしていく必要がある。西田優大も「中国はサイズの大きさを生かしたディフェンスをしてくるので、ショーディフェンス(スクリーンをかけたビッグマンのディフェンスがハンドラーの進路を阻止するように出てくるディフェンス)のような足を使った守り方はしてきませんでした」と語るように、いかに、ピック&ロールプレーなどで切り崩し、ペイントアタックを成功させてコートをかき乱せるかが突破口となりそうだ。

日本は今回のロスターに齋藤拓実、安藤誓哉、佐々木隆成といったハンドリング能力に長けたポイントガードをピックアップ。斎藤は持ち前のゲームコントロール力に加え、高確率なフローターショットなど高い得点能力も併せ持つ。安藤は2023-24シーズンにリーグ3位の平均20.4得点を挙げたように、超攻撃型のポイントガードだ。そして佐々木は高い身体能力を持ちつつ、ピック&ロールからの引き出しも多い。攻撃力が高い3者3様の個性を持ったポイントガードによって、中国のディフェンスを撹乱させることに期待したい。

また、ペイントアタックに定評のある西田と、今回本格的に代表復帰を果たした比江島慎と、ウイングにもボールを持てばドライブから切り崩すことができる選手が揃っている。バックコート陣でアドバンテージが取れれば、前回の中国戦では26本中5本(19.2%)の成功に終わった3ポイントシュートも上昇するはず。今夜行われる中国戦でリベンジを果たし、2次ラウンド進出に弾みをつけたい。

<放送配信スケジュール>
◾️7月3日 20時30分ティップオフ
日本 vs 中国
【BS日テレ】
20時24分~(生中継)
【DAZN、TVer】
配信開始時間は各サービスで確認(生中継)