ラメロ・ボール

カイリー・アービングのホームデビュー戦は黒星

現地3月27日に行われたホーネッツ対ネッツの一戦は、ラメロ・ボールが12本中7本の3ポイントシュートを含む33得点7リバウンド9アシストの大活躍を見せ、ホーネッツが119-110で勝利した。

ホーネッツはボールのほかマイルズ・ブリッジズが24得点8リバウンド、P.J.・ワシントンが18得点11リバウンド5アシスト、テリー・ロジアーが14得点7リバウンドを記録。勝ったホーネッツはネッツを抜いて東カンファレンス8位に浮上した。また、今シーズンの直接対決も2勝1敗で終えたため、レギュラーシーズンを終えて勝率で並んだとしても、ホーネッツの方が上の順位となる。

第3クォーターだけで6本中5本の3ポイントシュートを決めたボールは「大舞台は大好き」と、試合後のインタビューで語った。「これまでも大きなステージでのプレーは大好きで、それを証明できていると思う」

ボールは、ホームで行われた前回のネッツ戦に121-132で敗れた結果を重く受け止めていたと話した。「前の対戦に関しては、しっかり準備して臨めなかった。今回は準備を整えて試合に臨めたと思う」

9位に転落したネッツは、ケビン・デュラントが27得点8リバウンド7アシスト、今シーズンのホームゲーム初出場を果たしたカイリー・アービングは16得点11アシストだった。

新型コロナウイルスワクチンを接種していないアービングは、ニューヨーク市のルールによりシーズン開幕からホームゲームへの出場を認められていなかったが、先週になってエリック・アダムズ市長がワクチン未接種のスポーツ選手やパフォーマーに対するワクチン接種の義務付けを解除したことを発表し、ようやくホームゲームでプレーできるようになった。

9本中1本の3ポイントシュート、フィールドゴール22本中6本とシュートタッチに苦しんだアービングは「チームが求めていた結果ではなかったし、自分のシュートも良くなかった」と今シーズンのホームデビュー戦を振り返った。「何一つ期待通りの結果にならなかった。こういう流れになってしまう場合もある」

デュラントは「カイリーの出場はうれしかったし、ファンも喜んでいた」と、相棒のホームゲーム出場を喜んだ。「残念ながら負けてしまったけど、これからはホームでも彼がプレーできるのだから、前進したと言える。これからチームの力を生かしていきたいし、次の試合に勝てるよう努力する」