シェイ・ギルジャス・アレクサンダー

プレーイン・トーナメント進出の可能性もなくなり、再建は来シーズンに持ち越し

サンダーの指揮官、マーク・デイグノートはシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが右足首のケガのため今シーズンの残り試合を全休すると発表した。

今シーズンのアレクサンダーは出場した56試合すべてに先発し、平均34.7分のプレータイムで24.5得点、5.0リバウンド、5.9アシスト、1.3スティールを記録し、エースとして若手の多いチームを引っ張ってきた。だが、右足首を痛めたことで21日のセルティックス戦以降は欠場が続いていた。

サンダーは22勝53敗で東カンファレンス14位に沈み、すでにプレーイン・トーナメント進出の可能性も断たれている。そのため、アレクサンダーの復帰を急がせる理由はなく、来シーズンに向けてケガの治療を優先した形だ。

サンダーはアレクサンダーの他にもルグエンツ・ドルトとジョシュ・ギディー、さらにダリアス・ベイズリーのシーズン全休を発表している。ギディーは54試合に出場し12.5得点、7.8リバウンド、6.4アシストを記録。史上最年少でトリプル・ダブルを達成し、さらに4カ月連続で月間最優秀新人賞に選出されるなど、ルーキー離れした活躍を見せてチームの中心を担った。3年目のドルトはディフェンス力を買われていたが、平均得点を17.2まで伸ばしアレクサンダーに次ぐスコアラーへと成長した。ドルトと同じ3年目のベイズリーも平均10.8得点を挙げていたため、これでサンダーはチームの平均得点で上位4人の選手が全休となった。