オメール・ユルトセブン

ユルトセブンは16得点15リバウンドで期待に応える

現地12月26日に行われたマジックvsヒートの一戦は、ケガから復帰したジミー・バトラーが17得点11リバウンド4アシスト3スティール、ケイレブ・マーティンがベンチから17得点、キャリア初先発の機会を与えられたオメール・ユルトセブンが16得点15リバウンドを記録し、ヒートが93-83で勝利した。

ケガにより直近13試合中12試合に出られなかったバトラーだったが、復帰戦で流石のプレーを披露し、チームの3連勝に貢献している。そのバトラーは「チームのみんなが自信を持ってプレーしている。その姿が見られて楽しかった」とコメントした。

初先発でダブル・ダブルをマークしたユルトセブンは「アグレッシブなプレーができれば、チームとしてやりたいことが可能になる」と語った。5試合続けて2桁のリバウンドを記録しているユルトセブンは、アシスタントコーチのマリーク・アレン、そして大ベテランのユドニス・ハズレムを相手に厳しい練習をこなしているという。指揮官のエリック・スポールストラ曰く、その姿は「まるでケージファイト」だそうだ。

ユルトセブンは「ケージファイトを経験したことはないけれど、そう言ってもらえるのはうれしいね。コーチの指導を信頼しているから、僕は全力でやるだけ。マリークは大きくて強いし、UD(ハズレム)は何と言うか……スーパーアグレッシブだよね。彼らと一緒に練習していれば、他チームのビッグマンとマッチアップしても負けない。どこにポジションを取ればリバウンドを奪えるか把握できるんだ」と話している。

健康安全プロトコル入りしたポイントガードのカイル・ラウリーが欠場したが、ユルトセブンはバトラーがラウリーの分までチームを引っ張ったと言う。「今日はカイルが出られなかった。ジミーが彼の代わりを担ってくれて、コート上で僕たちをリードしてくれた。彼はみんなに指示を出し、引っ張ってくれた。彼の復帰は非常に大きかったよ」