ステフィン・カリー

次の首位攻防戦はクリスマスゲーム

現地12月3日、ウォリアーズは破竹の18連勝でサンフランシスコにやって来たサンズをホームで迎え撃った。

1カ月以上負け知らずのサンズを相手に、ホームのウォリアーズは第1クォーターにホワン・トスカーノ・アンダーソンが7フッターのジャベール・マギー越しに強烈なワンハンドダンクを叩きつけて会場を盛り上げると、その勢いのまま試合をコントロール。サンズを今シーズン最少得点に封じ、118-96で勝利した。

ウォリアーズ指揮官のスティーブ・カーは「(トスカーノ・アンダーソンのダンクが)会場を乗せた。チームにとっても楽しいプレーだった。最近の試合で調子を落としていたので、彼にとってもすぐに実戦で調子を取り戻せたのは気持ちが良いだろうね」と語った。

ウォリアーズはステフィン・カリーが23得点、アンドリュー・ウィギンズとゲイリー・ペイトン二世がそれぞれ19得点、トスカーノ・アンダーソンが17得点を記録。ウィギンズは「前は相手のホームでやられたから、今日はウチがホームを守らないといけなかった。彼らとの対戦は、いつだってバトルになる」と試合を振り返った。

前のサンズ戦でキャリアワーストに含まれる低調なパフォーマンスから復活したカリーは「前の試合で、西カンファレンス王者のような素晴らしいチームに勝つために何が必要かを学んだ」とコメントした。

試合後の会見で、カリーは同じノースカロライナで育ったサンズのクリス・ポールとの対戦について聞かれ、このように語った。「お互いのキャリアが前進していくのを見られるのはすごくうれしい。お互いにまだ意味のある試合でプレーできている。今のような状況が、お互いのベストを引き出しているのは間違いない」

今シーズンのチーム状況を考えれば、ウォリアーズもサンズも長期の連敗で失速する可能性は低く、今後もカンファレンス首位を争うだろう。次の対戦は、今月の現地25日に行われるクリスマスゲームだ。数週間後、特別なシチュエーションでの対戦も盛り上がること間違いなしだ。