写真=Getty Images

2015年1月のアキレス腱断裂からようやく完全復調の気配

今夏ニックスと1年契約を結んだブランドン・ジェニングスは、2015年1月にアキレス腱断裂の重傷を負い、プレー再開まで約1年を要した。当時所属したピストンズでセカンドユニットを受け入れる姿勢を見せたものの、マジックにトレードされ、今夏フリーエージェントとなってニックスと契約する道を選んだ。

ケガをしている間に95キロにまで増えた体重も、ようやく80キロを下回るまでシェイプアップ。ジェニングスは現地10月8日に行なわれたネッツとのプレシーズンゲームに先発出場。14分の出場で4得点5アシスト4リバウンドを記録した。

試合後、ジェニングスは「良い感じだ」と復活への手応えを語った。「動きも前より速くなっていると思う。ようやく、また自分のプレーができていると感じているよ」

ジェニングスは、NBAデビュー直後の2009年11月に1試合55得点を記録しリーグに旋風を巻き起こしたものの、それ以降は不安定なパフォーマンスが続き、ケガでキャリアを停滞させてしまった。復帰後はベンチからの役割も受け入れるようになり、今シーズンはニックスのセカンドユニットを引っ張ることが期待されている。

ニックスでのジェニングスは、同じく新加入のデリック・ローズの控えに回るが、シックスマンとして大きな期待を寄せられている。