個人評価は試合に出場した選手のみを対象として、S、A、B、C、Dの5段階評価。バスケ専門メディア各社のコメントを交えてお届けします。
#富樫勇樹 2
評価:B @Masataka_Taira from NATIONS
2次予選もスタートPGとしてプレイ。オフェンス面では得意のムーブから個人で得点を重ねるシーンも見られ、本来の持ち味が発揮されていた印象。スティールも3とディフェンス面でも反応早くトラジションに繋げていた。格下相手ではあったが、次のイラン戦でも攻守に渡る活躍に期待したい。
評価:C @marknbafan from NATIONS
高い位置でのP&Ror低い位置のP&Rのアンダーで3Pを決めるのが彼の一番の武器だが、現在敷かれているラマスHCのシステムではハイピックがない(コンティニュイティー的な動きからのP&Rが主)。ハーフコートのスタイル的に彼の持ち味が発揮されていない気がする。その理由もあってか、22分で3/8のシュート確率は少し寂しい。
評価:A @flymagazine
2次予選アウェーでの初戦を日本代表不動のスターティングガードとして、しっかりとゲームをコントロールして勝利に導いた。持ち味であるトランジションでは見せ場も作り、9得点でオフェンスでも貢献。
評価:B @basket_count
積極的にシュートを放ち、トランジションからシュートに持ち込んだが、精度に欠けた。それでもオフェンスが停滞した場面で3ポイントシュートを沈めるなど、個で打開できることを証明した。ただ、22分のプレータイムで4ファウルになるなど、最後まで笛にアジャストできず、イライラを隠せなかった。個で打開できない時にチームプレーを遂行できるかが今後の課題か。
#辻直人 3
評価:DNPのためなし
#比江島慎 6
評価:C @Masataka_Taira from NATIONS
期待値が高いだけに今回は渋めに評価。新たな戦力として渡邉雄太選手が加入したことで比江島選手がボールキープの総時間は減った印象。オールラウンドな活躍は変わらず素晴らしいが、スタッツ面で安定的に数字を残してこそ日本のエースだと思う。
評価:A @marknbafan from NATIONS
八村と渡邊が加わった日本代表では、彼のロールは3番手となるイメージ。タッチ数が少ない中、しっかりチームの中で機能したと思う。相変わらず高いIQとバスケセンスはところどころで見えたので満足。
評価:B @flymagazine
チームメイトの調子がよかったのでシュートアテンプトも少なく完全につなぎ役に徹していた。自身初めての海外挑戦で経験を積み、さらにパワーアップした姿を見せてくれることに期待したい。
評価:C @basket_count
相手のディナイディフェンスに苦しめられ、パスミスを犯すなど、序盤の停滞を生んだ。八村と渡邊を中心にオフェンスを組み立て、比江島は支える役割に回ったが、得意のピック&ロールからの攻めがほとんど見られなかったのは残念。個で打開する比江島のスタイルが渡邊、八村と噛み合うことで日本代表は次のレベルに行けるはず。イラン戦では改善を望みたい。
#篠山竜青 7
評価:C @Masataka_Taira from NATIONS
攻守ともに良いプレイが見られなかったのが残念。オフェンス成功時の後は2-3のゾーンディフェンスというスタイルで展開されていた試合において、持ち前のプレッシャーディフェンスが発揮出来なかったが故に、全体的に波に乗れていなかったような印象。エンドプレイからのパスミスのターンオーバーはPGとしては痛恨のミス。
評価:C @marknbafan from NATIONS
とにかくオフェンスディフェンスでのミスが多すぎる気が。ベテランでバックアップという役割の中、彼に求められているのは安定感。国際試合の経験も多いはず…そろそろ海外プレイヤーの腕の長さやパスレーンの狭さに慣れて欲しい。
評価:B @flymagazine
終始リードを保ち勝ちきったゲームのなか、欲を言えばもっとディフェンスからリズムを掴みたかった。流れを変えるアグレッシブなプレーはなりをひそめたが、2番手のガードとしては落第点。
評価:C @basket_count
前半はプレッシャーが足りず、マークマンに3ポイントシュートを許すなど、本来の持ち味である気持ちの乗ったディフェンスが影を潜めた。打つべき場面でシュートを放ったことは評価できるが、それらを決められず違いを生み出すことができなかった。激しい攻めのディフェンスでチームに活力を与えたオーストラリア戦のようなエナジーをイラン戦では期待したい。
#太田敦也 8
評価:B @Masataka_Taira from NATIONS
ワンポイントリリーフとして3分弱の出場であったが、ベテランとして仕事をこなしていた。アジア大会での不祥事からも、今後のスケジュール的にも太田選手のロスター入は増えていくと予想する。プレイングタイムに関係なく、役割を全うする姿勢に価値があると個人的に期待。
評価:B @marknbafan from NATIONS
3分の出場だったがとにかく頑張るプレーが多くてとても良かった。決してスキルレベルは高くないが、とにかく一生懸命身体を張ってハッスルする姿には感動する。こういうベテランの存在は、チームを大きく活性化すると思う。
評価:B @basket_count
2分43秒のプレータイム。スタッツは1ファウルのみと、評価するには不十分なプレータイム。他の選手が激しいプレーを続けながらもファウルトラブルに陥ることなく乗り切ったために、太田のプレータイムは伸びなかった。
#渡邊雄太 12
評価:S @Masataka_Taira from NATIONS
文句なしのデビュー戦。NBAレベルで日々切磋琢磨しているだけあって、スピードも強度も格の違いが見られた。特に序盤のカウントワンスローの嵐は、これまでの日本代表になかった個人技による点の取り方を体現していた。速攻やアーリーでのシュートチョイス等も余裕を感じた。一人だけピックアップゲームをしているかのような余裕が、今後の日本代表にとっては本当に頼もしい。
評価:S @marknbafan from NATIONS
「レベチ」とは彼のことを言うのだろう…全ての面で一人だけ次元が違った。試合を観ながら「まるでNBAの選手が他のリーグのプレイヤーの中に混じってやってるようだ」と思ったがそう…彼はNBAの選手なのである。ついにこのレベルの日本人選手が現れたというワクワク感が凄かった。
評価:A @flymagazine
しっかりと集中してゲームに入ったのがよく分かる1Qでの活躍。ドライブに3Pシュートまで高いオフェンススキルを見せつけ、日本の強力なオプションとして17得点を奪った。NBAからも高評価のディフェンスも力強く2ブロックを披露。
評価:S @basket_count
立ち上がりは固さが見られた日本代表に勢いを与え、試合に大きな影響を与えた。外からドライブして左手で決めるレイアップでバスケット・カウントを次々ともぎ取り、得意のディフェンスでもインサイドで高さ負けせず、ブロックショットの脅威を与え続けた。1番から5番まで守れる万能性によって、スイッチしてもミスマッチを生まず、勝因となったディフェンスを支えた。
#竹内譲次 15
評価:C @Masataka_Taira from NATIONS
ここ数試合のファジーカスとのコンビネーションが良すぎたため、辛口な評価に。2次予選以降はフィジカルの強い中東チームとの対戦が増えるため、アウトサイドもうまく使った幅の広いプレイをたくさん見せて欲しい。ハイローパスから八村選手のダンクなどハイライトプレイも演出したが、今後は八村選手も渡邉選手も不在になるため、さらなる活躍を期待したいところ。
評価:B @marknbafan from NATIONS
彼も太田選手と一緒で頑張る系プレイヤー。身体を張ってボールに絡む。このメンバーではタッチ数は圧倒的に少ないが、リバウンドやルーズ、球際を頑張るプレイは数字に出ない貢献度があったと思う。今後はメンバーが代わり、ハッスル以外の面での貢献が求められるだろう。
評価:A @flymagazine
3本のオフェンスリバンドを奪うなど八村とともにインサイドを支配した。アグレッシブなアタックがプレーの幅を広げているような印象を受ける。アベレージで二桁得点を記録してもおかしくはない。
評価:A @basket_count
序盤は相手ディフェンスに圧倒され積極性が見られなかったが、それでもチームが波に乗ると調子を取り戻し、ファジーカス不在のインサイドのキーマンとして十分なプレーを見せた。特に後半、チームオフェンスを円滑に回すとともにミスマッチからインサイドを攻め立て、相手が追い上げようとする状況でリードを保つ立役者となり、余裕で逃げ切る試合展開を演出した。
#馬場雄大 18
評価:A @Masataka_Taira from NATIONS
毎試合確実にダンクを決める遂行力とエンターテイメント性が素晴らしい。ボールハンドラーとして良いパスも見られ、控えのスイングマンとして求められる流れを変える活躍が出来ていたような印象。フリースローの精度やアウトサイドシュートのアテンプトを増やすことでさらにプレイの幅が広がる可能性があるため、引き続きの成長に期待。
評価:A @marknbafan from NATIONS
身体能力を存分に活かしたリズムチェンジャーとしては素晴らしいプレーだった。アルバルクと役割が似てるため本人もとてもやりやすそうだと感じた。ここからスキルアップすれば、次のステージがあるので期待。
評価:A @flymagazine
見るたびに力強く成長を続けるウイングマンは、20分を超えるプレーイングタイムで勝利に貢献。持ち前のアグレッシブさで6リバウンドを奪い速攻からダンクもおみまい!安定的な活躍ができればスターティングポジションも見えてくる。
評価:A @basket_count
渡邊と八村が目立つ試合となったが、馬場がもたらすダイナミズム、攻守どんなプレーにも積極的に関与するプレーも日本代表の大きな力。リングにアタックし続け、パスカットから速攻に転じてのダンクなど個性を見せた。ドライブからフリースローを獲得しつないだ点も評価できるが、そこまで強いファウルではなかったため欲を言えばバスケット・カウントが欲しかった。
#八村塁 23
評価:S @Masataka_Taira from NATIONS
ついに渡邉選手と八村選手のNBAレベルの二人が揃った試合が見れた。個人技からオフェンスを打破するシーンはこれまでの日本代表には欠けていた要素であり、スタッツ的にも24得点7リバウンドは素晴らしい。相手のメンタルを崩すブロックもお見事。
評価:S @marknbafan from NATIONS
ファールせずに3連続でブロックしたのは本当に凄かった。いかなる方法でもボールに絡む素晴らしいプレイヤーである。2-5番のポジションをマルチにこなせるユーティリティー性もラマスHCにとってはとても頼り甲斐があるはず。
評価:S @flymagazine
24得点7リバウンドとチームの大黒柱として34分プレー。リバウンドからそのまま速攻で決める機動力、広いシュートレンジ、力強いドライブ、相手はファウルで止めるしかなかった。スカウティングされマークが厳しくなる今後、どう対応していくのか見ものだ。
評価:S @basket_count
チームハイの24得点もさることながら、第2クォーターに得点を集中させ、前半を優位に進めた立役者に。インサイドで起点を作っては個で打開し、相手に流れが行きそうな場面で仕掛けてフリースローを確実に沈めた点、圧巻の3連続ブロックショットなどリムプロテクターとしての活躍も見逃せない。また激しいコンタクトプレーの連続で34分間、動きの質も量も落ちなかった。
#田中大貴 24
評価:B @Masataka_Taira from NATIONS
控えから17分程度の出場で、3/4の8得点という効率的な活躍。不用意なターンオーバーが目についたが、ディフェンス面とオールラウンドなプレイスタイルは引き続き日本の武器に。ビッグラインナップ時のガードとしての役割をもっと見てみたい。
評価:A @marknbafan from NATIONS
しっかりオープンショットを決め、ディフェンスをする。プレイタイムに関わらず、コート上でやることが変わらない。時にハンドリングをする3&Dプレイヤーとしてコーチ陣からの信頼も厚いはず。
評価:A @flymagazine
的確なシュートセレクトで8得点。マンツーマンとゾーンを切り替えるディフェンスでも機能し、信条であるスキがないオールラウンドなプレーで役割を果たした。次戦はもっとプレーイングタイムを獲得できそうだ。
評価:B @basket_count
少ないシュートチャンスをモノにして2本の3ポイントシュートを含む8得点、ディフェンスでも安定感を見せて及第点以上の出来。チームを円滑に回す役割をこなした。それでもA東京で見せる駆け引きの巧さが、渡邊と八村のリズムと合っていない感もあり。比江島にも言えるが、田中のクリエイトから渡邊や八村の決定力を最善の形で引き出すオフェンスの構築を急ぎたい。
#アイラ・ブラウン 35
評価:A @Masataka_Taira from NATIONS
スタートであろうが、控えであろうが安定的な活躍を見せるのが外国人帰化選手の強みなのかもしれない。ファジーカス帰化後には招集はなかったが、今回のようなタイミングでもしっかりと役割を全うして持ち味を発揮するところはさすがの一言。豪快なワンハンドダンクはまさにハイライト。ゴンザガ大の後輩である八村選手とのコミュニケーションが個人的には微笑ましく印象に残った。
評価:B @marknbafan from NATIONS
以前より選手層が厚くなったため役割が減ったが、逆にのびのびしてる印象。やらなくてはいけないことが減って自由にコート上で躍動している。彼の一番の魅力は高い能力プレーで、誰よりも速く高くジャンプすることでよりボールに絡むことができる。
評価:A @flymagazine
チームハイの8リバウンドでファジーカスの穴を十分に埋める働きを見せ、オフェンスでも9得点を挙げ、強烈なワンハンドダンクで流れをグッと引き寄せた。一番のモチベーターとして存在感を示した。
評価:A @basket_count
終始アグレッシブで、ファジーカス不在を感じさせない出来。チームトップの8リバウンド、流れを引き寄せる速攻での豪快ダンクと持ち味を発揮した。また個人としてのリムプロテクターの働きはもちろん、竹内や八村と連動してのディフェンスで相手にイージーシュートのチャンスを作らせず、第2クォーターと第3クォーターで相手の攻めを停滞させる貴重な働きもあった。
#張本天傑 88
評価:DNPのためなし