ラッセル・ウェストブルック

写真=Getty Images

プレーオフを見越したチームの英断と見るべき

9月12日、サンダーはラッセル・ウェストブルックが右ひざの手術を受けたことを発表した。

サンダーの発表によれば、ウェストブルックは先週ひざに炎症を起こしたため、深刻なケガに繋がる前の『予防策』として、関節鏡下手術による処置を受けたという。

4週間後に再検査を受ける予定となっており、復帰時期は未定。つまり、プレシーズンは全休する見込みで、10月16日に予定されているウォリアーズとの2018-19シーズン開幕戦に間に合わない可能性もある。チームのプレーの大半はウェストブルックを起点に展開されるため、サンダーにとっては痛手でしかない。

それでも最も重要なのは、ウェストブルックが完治した上で復帰することだ。ウェストブルック不在の間は、このオフに再契約したポール・ジョージ、ホークスとのトレードで獲得したデニス・シュルーダーを中心に戦うことになるだろう。

とはいえ、これはプレーオフを含む長いシーズンを見越しての『英断』と言える。サンダーは新チームの完成度を高めながら、エースの帰りを待つ。