「常にアグレッシブにやっていきたい」
ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、数年ぶりにオフェンスに対する意識を高め、以前と同様に得点でもチームの勝利に貢献している。
現地10月30日にホームで行われたサンダー戦では、フィールドゴール8本中6本を決めて14得点11リバウンド8アシストを記録。ウォリアーズは試合序盤から主導権を握りサンダーに隙を与えず、103-82で勝利を収めている。
感情を表に出すグリーンのプレーは、ウォリアーズにエネルギーをもたらす。本人も試合後のインタビューで「試合のトーンを作り出すのは大事だ。それができれば自分たちのペースでプレーできるようになる」とコメントした。「それこそ僕がチームにもたらしているもので、トーンが整えばシューターも空いたスペースに出ていけるようになる。今日のようにプッシュすれば、相手が守備体系を整えるのが難しくなる。そうなったら、ステフ・カリーや、ウチのシューターを止めるのは難しい」
自身のオフェンスについてもグリーンは「徐々にだけど、点を決める意識を高められている」と話した。「こういう意識はしばらく持っていなかった。これからもシュートを決めたいし、常にアグレッシブにやっていきたい」
まだ6試合を終えたばかりだが、ウォリアーズは5勝1敗で首位に立った。グリーンはこれから復帰を迎えるジェームズ・ワイズマンとクレイ・トンプソンについて「リム周辺で相手にとって脅威になるプレーを決められるワイズマンの復帰は、スペースを広げられるシューターが加わるようなもの。それに史上最高のシューターの一人であるクレイも復帰すれば、さらにスペースが広がる」とコメントしている。
キャリア10年目のグリーンは、自身のキャリアについてもこう答えた。「終わりはまだまだ先だし、これからも多くの章が続く。バスケットボール殿堂入りできるだけの成績を残したいし、これからも優勝を狙うよ」