バスケ殿堂入りのスティーブ・ナッシュが「努力の大切さ」を今の子供たちに説く

2018/09/08
NBA&海外
5935

スティーブ・ナッシュ

写真=Getty Images

ジェイソン・キッド、レイ・アレン、グラント・ヒルも

9月7日、2018年のバスケットボール殿堂入り式典が行なわれ、元選手、指導者、功労者を含む13名が新たに殿堂入りした。

元NBA選手ではスティーブ・ナッシュ、ジェイソン・キッド、グラント・ヒル、レイ・アレン、モーリス・チークス、ディノ・ラジャ、チャーリー・スコット。元WNBA選手ではティナ・トンプソンが殿堂入りを果たした。

2005年と06年にシーズンMVPを受賞したナッシュは、壇上でファン、家族、友人、元チームメート、NBAキャリアで所属したマーベリックス、サンズ、レイカーズに感謝の言葉を伝えると、子供たちに向け次のメッセージを送った。

「子供たちには、大好きなことを見つけてもらいたい。そして、それを毎日こなしてもらいたい。夢中になってやればいい。物事のバランスは後からついてくる。未来を思い描くことも大事だ。紙に自分の目標を書き、小さな目標を決めてはクリアしていく。それから、また目標を作って取り組むんだ。力を増して、自信を得て、周りを上回ればいい。長く続けることが大事。決して『選ばれし者』になる必要はない。努力することを止めてはいけない。目標にたどり着くまで続けることが大事だ。目標に到達できた時、努力してきたこと、戦い続けたこと、自分を限界まで追い込んできたことが懐かしく思えるようになる。全力を尽くした時こそ、生きていることを実感できるんだ」

1994-95シーズンの新人王をヒルと分け合ったキッドは、現役時代オールスターに10回選出された他、マブス時代の2011年にキャリア初優勝を達成。通算アシスト数では、ジョン・ストックトン(1万5806)に次いで歴代2位となる1万2091アシストという成績を残した。

アレンは、通算3ポイントシュート成功数(2973)で歴代1位、フリースロー成功率(89.4%)で歴代6位の記録を残したNBA史に残る名シューターの一人で、セルティックス時代の2008年、ヒート時代の2013年に優勝を経験。『ユーティリティプレーヤー』として知られたヒルは、ポイントガードではなかったものの、全盛期にはNBAトップクラスのプレーメーカーと称賛されたほどの選手で、1995年にキッドと新人王を同時受賞した。

現在サンダーのアシスタントコーチを務めているチークスは、1980年代にセブンティシクサーズの主力として活躍し、1983年の優勝に貢献している。