ドワイト・ハワード

ウェストブルックについて「毎試合で110%のプレーをしてくれる」と称賛

今オフ、NBAの移籍市場で最も話題となったのはラッセル・ウェストブルックのレイカーズへの移籍だ。

王座奪還を狙うレイカーズは、カイル・クーズマ、モントレズ・ハレル、ケンテイビアス・コルドウェル・ポープ、そして2021年のドラフト指名権をウィザーズに譲渡して、ウェストブルックを獲得した。これにより、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスとの『ビッグ3』が結成されたが、ファンの間ではウェストブルックがレイカーズにフィットするのか、という声も挙がっている。

もちろん、その声は選手にも届いている。この夏にレイカーズに戻って来たドワイト・ハワードは、ウェストブルックとレブロン、デイビスのコンビについて「上手くいくと思うよ」と答えた。

「彼はこれまでだってスーパースターと一緒にプレーしてきたからね。KD(ケビン・デュラント)、ジェームズ(ハーデン)、ブラッドリー・ビールなど、たくさんのスーパースターたちとプレーしてきたんだから、彼にとっては何の問題にもならないよ」

こう語るとハワードは「彼は本当に過小評価されていると思う」と続けた。「ラスのような選手がいれば、1試合で15得点から20得点を稼ぐことができる。それに彼は12リバウンド、10アシストぐらいマークするし、毎試合で110%のプレーをしてくれる選手だ。それを評価しないわけにはいかないよ。だから僕はラスに『感謝しているよ、ラス!』って言ってあげるんだ。まだ、同じチームで試合をしたことはないけどね」

また、ハワードはベテラン揃いとなった今シーズンのロスターについても触れている。レイカーズはウェストブルックとハワード以外にも、カーメロ・アンソニー、ウェイン・エリントン、トレバー・アリーザ、ケント・ベイズモア、ラジョン・ロンドといったベテラン勢を獲得した。

「クレイジーなことになるだろうね。これはオールスターチームでもオリンピックチームでもチャリティーゲームでもない。僕たちは、実際のレギュラーシーズンで同じチームの一員として戦うんだ」とハワードは言う。

「これは素晴らしいことだよ。このチームの全員がハングリー精神を持っていて、勝ちたいと思っている。可能な限りベストな状態を保ってシーズンを戦いたい。そのためにも僕たちはハードに練習に取り組んでいる。それに僕たちの使命はただ一つ、優勝することだ。それをみんなが理解しているから、素晴らしいシーズンになると思う」