「長い間、この瞬間のために準備をしてきた!」
ベテランのジャレッド・ダドリーが、14年のNBAキャリアの幕を閉じることとなった。今後はマーベリックスのコーチングスタッフに就任することを、自身のTwitterで現地8月24日に発表している。
現在36歳のダドリーは、2007年にシャーロット・ボブキャッツにドラフト1巡目全体22位で指名されてNBAキャリアをスタートさせた。キャリアを通して、サンズやクリッパーズ、バックス、ウィザーズ、ネッツでプレーし、2019-20シーズンからはレイカーズに所属して、その年のレイカーズのNBA優勝に貢献した。
ダドリーは自身のTwitterでレイカーズへの感謝を綴っている。「なんて素晴らしいことだ! レイカーズで優勝して14年間のNBAキャリアを締めくくることができたんだからね! 神に感謝したいし、個人的にはレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビス、ジーニー・バス(レイカーズのオーナー)、そしてレイカーズという組織に感謝したい。ブロンとAD(デイビス)がいなければ、僕はレイカーズに加わっていなかったし、リングを手にすることもなかったと思う」
マブスの指揮を執るのは昨シーズンまでレイカーズのアシスタントコーチを務めていたジェイソン・キッドだ。ダドリーはこれから始まるセカンドキャリアについて、そして今までともに戦ってきた仲間への感謝を綴った。
「長い間、この瞬間のために準備をしてきた! (スティーブ)ナッシュ、(グラント)ヒル、シャック(シャキール・オニール)、ブロン、(デビン)ブッカー、(ブラッドリー)ビール、AD、ヤニス(アデトクンボ)、名前を出すときりがないけど、彼らとはいろいろな話をしてきた。マブスとキッドのスタッフに加わることができて、すごく興奮しているよ。完璧なタイミングだと思う……、仕事に取り掛かる時だ」
ダドリーはキャリア14シーズンで通算904試合に出場し、平均7.3得点、3.2リバウンド、1.5アシストを記録した。これからはキッドの下でコーチングスタッフとして歩み始めるダドリーの新たな挑戦に期待したい。