ルー・ウィリアムズ

「一人が倒れれば、もう一人がステップアップしなければいけない」

東カンファレンスファイナル第4戦、ホークスvsバックスの一戦は、ディフェンスが機能し、6人が2桁得点を挙げるバランスアタックを見せたホークスが110-88で勝利した。

第3戦で足首を捻挫したトレイ・ヤングが欠場となったことで、ホークスは苦戦が予想された。しかし、ヤングの代わりに先発出場したルー・ウィリアムズがチームハイの21得点を挙げ、調子を落としていたボグダン・ボグダノビッチも6本の3ポイントシュート成功を含む20得点を挙げるなど、各選手がステップアップしたことで大きな1勝を手にした。

キャリアで初めてプレーオフの先発を任されたウィリアムズだったが、プレッシャーは全くなく、普段と変わらない落ち着いたプレーを見せた。9本中7本のフィールドゴールを成功させチームハイの得点を挙げたウィリアムズの存在感はヤングのいないホークスに安心感を与えていた。

先発起用について「特別な準備は必要なかった」と語ったウィリアムズは「僕たちはプロ。ありきたりな言葉だけど、一人が倒れれば、もう一人がステップアップしなければいけないんだ」と続けた。

ウィリアムズがそう語ったように、ホークスの選手たちはステップアップを果たしたが、その筆頭がボグダノビッチだった。ボクダノビッチは第3戦までシュートタッチに苦しみ、3ポイントシュート成功率25%(16本中4本成功)、平均6.7得点とスランプに陥っていた。しかし、この試合ではウィリアムズに次ぐ20得点に加え、5アシスト4スティールと攻守に活躍。特に第3クォーター中盤にヤニス・アデトクンボが負傷退場となった後、3本の3ポイントシュートを固めてバックスに引導を渡した。

スランプを脱したボグダノビッチは「この瞬間のために生きているんだ」と語った。「このレベルに到達することが大変なことは知っている。プレーオフに進出するのも難しいし、セカンドラウンドに進出するのも、ファイナルに進出するのも大変だ。その大変なことのすべてが精神的なもので、それを乗り越えて戦わなければならないけど、別のレベルの経験ができる。僕はそのために生きているんだ」

ヤングが第5戦に出場できるかどうかはまだ分かっておらず、当日のコンディションで判断することになるとヘッドコーチのネイト・マクミランは語った。ヤングが欠場しても勝てるという成功体験を積んだホークスはプレーオフ中に成長を続ける。