レブロン・ジェームズ

レブロン「この夏はトゥーン・スクワッドでプレーする」

東京オリンピックが無事に開催されても、レブロン・ジェームズは参加しない。アンソニー・デイビスも同様だ。

レイカーズのプレーオフファーストラウンド敗退が決まった直後、レブロンはこうコメントしている。「この夏はオリンピックではなくトゥーン・スクワッドでプレーする。モンスターたちをやっつける方に集中しなければいけない。サンズ相手に結果を残せなかった分までグーン・スクワッドとの試合で頑張るよ。足首を直して、仲間たちと一緒に戦う。みんなと試合で会えたらうれしい」

この夏に公開される『スペース・ジャム』に連なる映画、『スペース・プレイヤーズ』はレブロンが主演し、バッグス・バニー率いる『ルーニー・チューンズ』のキャラクターとともにバスケをプレーする。NBAのシーズンが終わった瞬間からプロモーションに精を出したわけだが、オリンピック欠場は冗談ではなかった。

『The Athletic』によれば、今シーズンを通じてケガに悩まされたレブロンはオリンピック出場を回避して、新シーズンに向けた準備に専念する。レイカーズのチームメートで、同じくケガに苦しんだアンソニー・デイビスも同様だ。両選手に近い関係者により不出場の意向が明かされたとのこと。

ウォリアーズのステフィン・カリーはまだ様子見で、トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは参加の意欲があるという。

新型コロナウイルスにより中断があり、隔離エリア『バブル』で再開となった昨シーズンを経て、短いオフを挟んで今シーズンが行われた。選手たちにとってはオフの重要性を身をもって知らしめる結果となった。故障を抱えた選手たちが東京行きに迷うのは無理もない。NBAプレーヤーすべてが不参加というわけではなさそうだが、『ドリームチーム』がどのような陣容になるかは気になるところだ。