ユドニス・ハズレム

写真=Getty Images

盟友ウェイドの去就にも影響を与える?

ドウェイン・ウェイドと同様に去就が注目されているユドニス・ハズレムが、ヒート一筋16年目となる2018-19シーズンも現役を続ける意向であることを『AP』が伝えた。まだ結論こそ出していないものの、ハズレムはここ数日の間にヒートと話し合いの場を設けており、今シーズンも現役を続ける方向に進んでいるという。

ハズレムは、マイアミでビジネスパートナーとともにフランチャイズ展開しているベーグルショップの新店舗を開店に立ち会い、報道陣に現役続行への意欲を語っている。「ヒートとは良い話し合いができている。最終的には、球団が自分の復帰を望むかどうか、そして自分自身がヒートでプレーしたいかどうか、に行き着く」

昨シーズンは出場わずか14試合だったハズレムは、このオフに38歳の誕生日を迎えた。数年前からチーム内のメンター、あるいはロッカールームのリーダーとして若手を引っ張る役割を担い、出場時間も年々減少しているが、いつ出番がきても応えられるようにコンディションを維持し、若いチームのお手本となっている。

同じく2003年からNBA選手としてプレーしているドウェイン・ウェイドは、まだ去就に関して結論を出していない。ヒートは、功労者であるハズレムとウェイドが現役続行の意思を決めた時点でチームに呼び戻せるよう、ロスターに枠を用意して待っている状態だ。

ウェイドが、同じ釜の飯を食った仲のハズレムに続いて現役続行に気持ちが傾くかどうか。今はただ、結論が出るのを待つしかない。