ドノバン・ミッチェル

写真=Getty Images

地元の『People’s Champion』

先日ソルトレイクシティーのアップルストアで、他人のiPhone修理代を肩代わりしたジャズのドノバン・ミッチェルが、またも地元で神対応を見せた。

今回は、ソルトレイクシティーにあるレストランで食事をしていた際、幼いファンに呼び止められた時のことだ。ミッチェルの大ファンである少女が一緒に写真を撮ってもらえるかを頼んだところ、ミッチェルは自分の車に戻って新しいバスケットボールシューズを手に取って戻り、サインをしてプレゼントした。

This pretty little girl is being treated for cancer at @primarychildrens where Kycie spent so much of her time. Other than our house, I believe Kycie spends her time at that hospital. Walking its halls, and being an angel to so many. Primary Children’s Hospital is such a special place, and I can personally testify of the angels that walk its halls. Today Maya saw her favorite Jazz man @spidadmitchell at the Cheesecake Factory. When she asked for a picture, he ran to his car and signed a pair of shoes for her. Class act Donavan Mitchell, that little act means more than you know. I love that she has on her Kisses For Kycie shirt?. @jjterry77 #kissesforkycie #keepcalmandmayaon #cancersucks

Kycie Jai Terryさん(@kisses4kycie)がシェアした投稿 –


この画像をInstagramに投稿したユーザーは、1型糖尿病と診断された娘を亡くしたのだが、今回ミッチェルからサイン入りシューズをもらった少女は、亡くなった娘と同じ病院で癌の治療を受けているという。そしてミッチェルと出会った幸運な少女の従妹が、この画像に感謝のメッセージをつけてTwitterに投稿すると、iPhone修理のストーリーの時と同様に本人が返信。「万事上手くいくことを願っているよ」と書き込んだ。

弱冠21歳ながら、NBA選手になるチャンスを与えてくれたソルトレイクシティーに、あらゆる形でポジティブな影響を与え続けているミッチェル。NBA新人王は逃したかもしれないが、ソルトレイクシティーでは『People’s Champion(みんなのチャンピオン)』として称賛されている。