ギャレット・スタツ

クラブ初のチャンピオンシップ進出に貢献

大阪エヴェッサは昨日、駒水大雅ジャックとギャレット・スタツを、今日は土屋アリスター時生、藤本巧太、遠藤善の計5人を自由交渉選手リストへ公示したことを発表した。

今シーズンから大阪に加入した213cm120kgのスタツは、主にセカンドユニットとして活躍。インサイドで身体を張りながらも味方を生かすパスを出すことができたりと多彩なビッグマンだ。52試合に出場して、平均19.3分の出場で11.5得点、7.3リバウンド、1.6アシストを記録した。

オーストラリア人の父、日本人の母を持つ駒水は、オーストラリアからの逆輸入選手として今シーズンにBリーグデビューを果たしたルーキーだ。リーグ開幕前の昨夏には日本代表のBチームに選出され、『BASKETBALL ACTION 2020 SHOWCASE』では、持ち前の身体能力を生かしたダイナミックなプレーを披露した。大阪では19試合に出場して、平均プレータイム5.5分で1.6得点、1.2リバウンドを記録している。

今シーズンの大阪はレギュラーシーズンを34勝20敗の西地区2位で終え、初のチャンピオンシップへと駒を進めたが、クォーターファイナルで川崎ブレイブサンダースに敗れている。橋本拓哉、合田怜といった主力選手がケガで戦線離脱する中、角野亮伍は日本人エースとしての働きを見せたものの、他の若手は穴を埋めることができなかった。