湘南ユナイテッドBC

旗振り役は藤沢商工会議所、社会人と3×3の兄弟チームも活動

1995年に設立されて、現在は神奈川県の社会人1部リーグに所属する湘南STATEを母体に、B3参入を目指す新たなクラブ、湘南ユナイテッドBCが誕生した。今日が運営会社の法人設立となり、来年秋に開幕する2022-23シーズンからのB3参入を計画している。旗振り役となるのは藤沢商工会議所で、藤沢市、茅ケ崎市、寒川町を活動地域とし、二市一町の体育館を会場として試合を行う予定だ。

クラブリリースでは、設立の意図が次のように説明されている。

「昨年のラグビーワールドカップの開催、東京オリンピック・パラリンピックの開催予定等、市民のスポーツに対する意識は非常に高く、スポーツに対する機運が大変盛り上がっております。また、コロナ禍において、見る、参加する、楽しむスポーツの大切さが改めて見直されており、スポーツが持つ力を活用したまちづくりの重要性がまさに訪れているものと捉えております」

「バスケットボールは競技人口も多く、認知度、人気においても高く、大会の開催を通じてスポーツツーリズム等の展開により、地域経済の活性化につなげていけるものと考えております。また、地域貢献活動の積極的な展開により、地域の活性化並びに青少年の育成にも寄与できるものと考えております」

湘南ユナイテッドBCがこれからプロチームとして活動しつつ、母体となる湘南STATEは今後も社会人チームとして存続し、またすでにスタートしている3×3チームも活動を続けるため、3つの兄弟チームが藤沢市、茅ケ崎市、寒川町で活動することになる。

今日が法人設立、6月にB3への加盟申請を行い、秋の審査結果を待って、順調に行けば来年2月にB3への加盟が承認される。

横浜への移転を発表している東京エクセレンスを含めれば、横浜ビー・コルセアーズに川崎ブレイブサンダースに続いて神奈川県では4チーム目のプロバスケクラブとなるが、日本国内で人口減少や少子高齢化が進む中でも、藤沢市、茅ケ崎市、寒川町は東京からの人口流入も多い地域。また、バスケ漫画の金字塔である『SLAM DUNK』の舞台であるのも面白い。関係者によれば、藤沢市での試合会場としては秋葉台文化体育館が予定されているそうだが、ここは湘北と海南大附属高校が試合をした体育館である。

新規プロクラブの立ち上げではあるが、25年の活動実績がある社会人クラブをベースとし、地元のサポートも取り付けている。プロバスケットボールクラブとしての湘南ユナイテッドBCのこれからの活動に期待したい。