テクニカルファウルあと1回で1試合の出場停止に
レギュラーシーズンも残りわずかとなり、西カンファレンスの順位争いが激しさを増している。
特に激戦なのが、プレーイントーナメントを回避できる5位と6位を巡る争いだ。現地5月6日には、マーベリックスがネッツを113-109で下して5位に浮上した。6位のレイカーズ、7位のトレイルブレイザーズとの差はわずか1ゲームで、目の前の一試合に集中して勝ち続ける以外にプレーオフにストレートインできる方法はない。
ネッツ戦で24得点10リバウンド8アシストを記録したルカ・ドンチッチは、試合後のインタビューで「ネッツは優勝が狙えるチームで、素晴らしい選手が揃っている。それでも、今日は試合を締めくくることができた」とコメントした。
ドンチッチは今シーズン通算15回のテクニカルファウルをコールされており、あと1回で1試合の出場停止となってしまう。マブスにとってドンチッチの出場停止は痛手でしかない。本人も審判の判定に異論を口に出してしまう癖を理解しており、試合後の会見では「自分でも分かっている」と語った。
「すべきことではないけど、試合中は感情が高ぶっているんだ。当然、止めないといけない。それでも、コートではいろいろな感情が出てしまうから簡単じゃない。癖に関しては理解しているから、なんとかしないといけない。しっかり対応して、心配しなくても済むようにしないといけない」
わずか1ゲーム差に3チームがひしめき合う中、レギュラーシーズンは残り6試合。ドンチッチが冷静に自分をコントロールできるかどうかで、マブスの状況は大きく変わる。