八村塁

2019年12月15日以来のマッチアップは実現せず

ウィザーズは本日行われたバックス戦を134-135で落とした。前節のペイサーズ戦でゲームハイの27得点を挙げた八村塁が体調不良のために欠場したことを考えれば、評価できる内容だったと言える。

しかし、指揮官のスコット・ブルックスが「おそらく明日の試合(ラプターズ戦)も欠場する。その次のペイサーズ戦で復帰すると思う」と会見で語っており、渡邊雄太との日本人対決はまたしてもお預けとなる。

ウィザーズとラプターズは2月11日と4月6日の2度対戦したが、2月の試合では渡邊が左足首の捻挫で欠場し、4月の試合では八村が右肩の張りで欠場したため、『日本人対決』は実現しなかった。ウィザーズが無理に八村を出場させるわけもなく、『三度目の正直』とはいかないようだ。

NBA史上初の日本人対決が実現したのは、2019年12月15日のウィザーズvsグリズリーズ戦にまでさかのぼる。わずかな時間ではあるが2人がマッチアップした場面もあり、その時は渡邊がシュートチェックに行き、八村のプルアップを落とさせた。

2人の対決を心待ちにしていたファンにとっては残念だ。しかし、渡邊は本契約を勝ち取り、八村もウィザーズの主力として今後も戦い続ける以上、2人が交わる日が来るのはそう遠くないはずだ。