「ウチは全員一丸となってプレーするチーム」
現地5月1日に行われたナゲッツvsクリッパーズの一戦は、ニコラ・ヨキッチが30得点14リバウンド7アシスト、マイケル・ポーターJr.が25得点7リバウンド5アシストを記録したナゲッツが、110-104で勝利した。5連勝中のゲッツは、西カンファレンス3位に浮上している。
ジャマール・マレーが膝の前十字靭帯を断裂する重傷を負って長期離脱となったものの、ナゲッツは調子を落とさず、ここ10試合で9勝を記録している。クリッパーズとの直接対決を制し、西地区3位へと順位を上げた試合後のインタビューでヨキッチは「ウチは全員一丸となってプレーするチーム」と振り返った。
「全員が一丸となって取り組めば、必ず成し遂げられる。そういう意識でコートに立っているんだ。たった一人の力では優勝はできない。ウチはチーム一丸でやっているからこそ、勝てているのだと思う」
レギュラーシーズンも最終局面を迎え、シーズンMVP争い関する議論も熱を帯びている。そんな中、ヨキッチは「個人の賞のためにプレーしたことは一度もない」と言う。「MVP云々の話は、ファンやメディアが言っていること。もし受賞できたら、そういうことだろうけど、僕は個人の賞のためにやっていない。チームが勝てていれば、僕はハッピーなんだ」
マレーが離脱後、ヨキッチとのデュオで勝利に貢献しているポーターJr.は、マレーから「目標は優勝」というエールを送られたことを試合後の会見で明かした。
残り8試合を終えて何位でプレーオフ進出が決まるかは分からないが、ファーストラウンドでディフェンディング王者レイカーズと対戦する可能性はある。仮にファーストラウンドから正念場を迎えることになっても、ナゲッツはチーム一丸となって目の前の試練に挑むだけだ。