写真=Getty Images
カズンズが抜けたペリカンズの『掘り出し物』となれるか
今夏フリーエージェントになり、中国行きの可能性も報じられたジャリル・オカフォーに、ペリカンズがラストチャンスを与えるかもしれない。
『The New Orleans Advocate』によれば、ペリカンズはオカフォーを来月のトレーニングキャンプに招待することを検討しているという。
2015年のドラフト全体3位指名を受けたオカフォーは、選手としての能力に優れているものの、故障歴が多く、練習と試合に対する姿勢を疑問視され、昨シーズン中にセブンティシクサーズからネッツにトレードされた。心機一転してネッツで再スタートを切れるかに思われたのだが、移籍後も平均12.6分しかプレータイムを与えられなかった。
ペリカンズは、このオフにフリーエージェントになったデマーカス・カズンズがウォリアーズに移籍したため、今のところアンソニー・デイビスを来シーズンの先発センターに、そして新加入のジュリアス・ランドルを先発パワーフォワードに起用する方針を固めている。もしオカフォーがコンディションを上げ、チームのシステムにフィットできるところをキャンプでアピールできれば、控えセンターとして契約を結び、出場機会が与えられるかもしれない。
オールラウンダーのデイビスの適正ポジションはパワーフォワードのため、正統派ビッグマンであるオカフォーとの相性は悪くないはず。それに、ペリカンズにとっても、入団テストとしてオカフォーをキャンプに招待することにリスクはない。
ペリカンズにとっての『掘り出し物』になれるかどうかは、オカフォー自身にかかっている。